レッグ・スプリッグ
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レッグ・スプリッグ(英語: Reginald Claude Sprigg、1919年 - 1994年)は、オーストラリアの地質学者。エディアカラ生物群の化石を発見したことで知られる。
レッグ・スプリッグは、サウスオーストラリア州の地質調査員をしながら、化石の研究を行った。特にアデレード北方、フリンダー山脈の西にあるエディアカラという丘陵から出る化石について、学生時代から関心を持ち、当時はカンブリア紀とされていたこの地層の年代を先カンブリア時代と考え、「最古の生物化石」との見当で研究を続けた。ただし周囲や先達も彼の判断を認めず、彼自身もその研究成果を「カンブリア紀の」としていたが、次第に彼の説も認められるようになり、1958年には国際的にも認められるようになった。
後にコンサルタントとして独立、石油会社などを設立、科学機器の製作や科学図書の出版などにも手を染める。オーストラリア地質学会などの設立にも尽力した。
- 1918年:オーストラリアのスタンブリーに生まれる。実家は商店を営み、その次男であった。
- 1932年:専門学校に入学したが、地質学の課程がなかったために退学、普通高校に入学し直す。
- 1937年:アデレード大学で地質学教室に。ダグラス・モーソンに師事。
- 1941年:2年にわたり軍隊に徴用される。
- 1947年:エディアカラ生物群に関する最初の論文を発表。
- 1951年:スコットランドに留学、そこで看護婦のグリセルダと結婚。
- 1954年:州政府の地質調査所を退職、独立してコンサルタント業に。
- 1959年:エディアカラ生物群を先カンブリア時代のものとする論文を国際誌に発表。
- 1968年:アルカルーラ地域に牧場を購入して家族で移住、現役引退。
- 1994年12月1日:死去。