Wikiwand AI

レベッカ (アライグマ)

From Wikipedia, the free encyclopedia

グレース・クーリッジとレベッカ

レベッカ(Rebecca)は、アメリカ合衆国大統領カルビン・クーリッジ・グレース・クーリッジ夫妻がホワイトハウスで飼育した雌のアライグマである。1926年、食材としてホワイトハウスへ送られたが、夫妻によりペットとして飼われることになり、クーリッジ政権期を代表する大統領のペットとして知られる[1][2]。

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、感謝祭に合わせて農場主などが大統領へ七面鳥その他の動物を贈る慣行があった。1926年、クーリッジ大統領のもとには、ミシシッピ州の支持者から感謝祭用として生きたアライグマが送られたが、夫妻はこれを食材にはせず、レベッカと名づけて飼育することにした[2][1]。

レベッカはホワイトハウス構内で飼われ、White House Raccoon(ホワイトハウスのアライグマ)と記した襟輪を与えられた[1][3]。

ホワイトハウスでの飼育

1927年4月18日、ホワイトハウスのイースターで子供たちに披露されるレベッカ

レベッカはホワイトハウスで放し飼いに近いかたちで扱われ、ときに木に登って職員を困らせるなど、いたずら好きの性格だった[2][1]。グレースは散歩の際にレベッカへ綱をつけることもあり、1927年のホワイトハウスのイースターでは、集まった子供たちに披露された[1][4]。

同年、ホワイトハウスの警察官がレベッカのパートナーとして、雄のアライグマを連れてきた。元の名はホレスであったが、クーリッジはこれをルーベンと呼んだ。しかし、レベッカとルーベンはなかなか打ち解けることがなかった。ルーベンはたびたび逃走し、最終的には行方不明になった[1]。

クーリッジ家が1927年にサウスダコタ州のブラックヒルズへ旅行した際には、レベッカも犬やカナリアとともに連れて行かれた[1][2]。

その後

1929年にクーリッジ夫妻がホワイトハウスを去るにあたり、レベッカはワシントンD.C.のロック・クリーク動物園(のちのスミソニアン国立動物園)へ送られた。レベッカはその後まもなく死んだとされる[1][2]。

ギャラリー

関連項目

脚注

参考文献

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks