ロケット・レコード
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ロケット・レコード(The Rocket Record Company)は、1973年にエルトン・ジョン、バーニー・トーピン、ガス・ダッジョン、スティーヴ・ブラウンらによって設立されたレコード・レーベルである。ジョンのヒット曲「ロケット・マン」(1972年)にちなんで名付けられた。
| ロケット・レコード The Rocket Record Company | |
|---|---|
| 親会社 | ユニバーサル ミュージック グループ[1] |
| 設立 | 1973年[2] |
| 解散 | 2007年 |
| 販売元 |
米国: MCAレコード (1973年–1978年) RCAレコード (1978年–1982年) アイランド/マーキュリー (1982年-現在) 英国: アイランド (1973年–1978年) フォノグラム (1978年–1995年) マーキュリー (1995年–1998年) アイランド/マーキュリー (1998年-2013年) ヴァージンEMI (2013年-現在) |
| ジャンル | ロック |
| 国 |
|
| 公式サイト |
www |
このレーベルはもともと英国ではアイランドによって、米国ではMCAレコードによって配給されていた。どちらもエルトン・ジョンと契約していた(1976年以降)。
略歴
ロケット・レコードに最初にサインしたアーティストはスタックリッジで、MCAレコードより移籍して2枚のアルバムを完成させた。また、クリフ・リチャード、ニール・セダカ[注釈 1]、コリン・ブランストーン、ハドソン・ブラザーズ、ブルー、キキ・ディー、ジュディ・ツーク、ランブレッタス、ジュニア・キャンベル、ブライアン&ブレンダ・ラッセル、オランダのバンドであるソリューションのホーム・レーベルともなった。ジョンはイギー・ポップ・アンド・ザ・ストゥージズにも契約を申し出たが、彼らはこれを辞退した。
1976年にジョンがイギリスのレーベルDJMレコードを辞めた後、彼のレコードは大西洋の両側でロケット・レコードからもリリースされた。このレーベルはまた、英国中から才能を集めようとし、今日の音を録音して明日には発表するというバンドの広告を『メロディ・メイカー』誌に掲載した。『499 2139』[注釈 2]と呼ばれるアルバムで、彼らはピート・ウォーターマン[注釈 3]の才能に目を向けた。ウォーターマンと当時のアシスタントであるトニー・キーズは、アルバム・チャートでは最下位をうろうろしただけだったものの、ランブレッタスのシングル「Go Steady」という楽曲などで、ユニークな音楽のミクスチュアをレコーディングしてプロデュースした。
アメリカとカナダでは、ジョンが本レーベルに在籍した期間は短かった。彼はアルバム『蒼い肖像』(1976年)と数枚のシングル[注釈 4]を発表した後、MCAレコードへと戻った。その時点で本レーベルはMCAレコードから削除され、配給をRCAレコードに切り替えた。本レーベルは1980年代初頭にアメリカで製造中止となり、その後1995年にジョンのアルバム『メイド・イン・イングランド』で再起動され、アイランド・レコードから配給された。1997年のアルバム『ビッグ・ピクチャー』とシングル「キャンドル・イン・ザ・ウィンド 1997」は、義姉妹にあたるA&Mレコードによってアメリカで配給された。
イギリスでは、ジョンのレコードは1976年以降、本レーベルから継続的にリリースされた。1978年に配給をフォノグラムに移籍し、1995年にマーキュリー・レコードに移籍した。このときまで、ジョンがレーベル唯一のアーティストだった。
1998年、MCAレコードの当時の親会社であるシーグラムがアイランド、マーキュリー、およびA&Mの所有者であるポリグラムを買収し、ジョンの音楽に対する世界的な販売権が統合された。現在、シーグラムのレコーディング業務を監督したユニバーサル ミュージック グループが、ジョンと共同で彼のカタログを所有して、世界中で配給を続けている。
1999年、ロケット・レコードはアイランド・デフ・ジャム・ミュージック・グループに吸収され、IDJのマーキュリー・レコード部門の傘下で運営されるようになった[1]。ただし、2007年まではジョンの新作全てにこのロゴが使用されていた。その名前は、2006年にデイヴ・スチュワートとカーラ・ディオガルディが結成したプラチナム・ウィアード(Platinum Weird)のアルバムで復活した。2011年、ジョンは、ロケット・ミュージック・エンタテインメント・グループ(Rocket Music Entertainment Group)という会社を設立した[3]。
ロケット・レコードは現在も存在しており、レオン・ラッセルとの2010年一度限りのコラボレーション・アルバム『ザ・ユニオン』には当時のロケットのロゴがある。しかしジョンは2004年のアルバム『ピーチ・ツリー・ロード』以降、本レーベルからスタジオ・アルバムを発表しておらず、本レーベルとは3人の新しいアーティストが契約しているだけである。それ以外は主に、エド・シーランやスクイーズのクリス・ディフォードなどの地位が確立されたアーティストと、アン・マリーやジェイク・アイザックなどの今後のアーティストを扱うマネージメント会社となっている。
主なアーティスト
- エルトン・ジョン (Elton John)
- ロングダンサー (Longdancer) (デイヴ・スチュワート)
- デイヴィー・ジョンストン / チャイナ (Davey Johnstone / China)
- ナイジェル・オルソン (Nigel Olsson)
- キキ・ディー (Kiki Dee)
- クリフ・リチャード (Cliff Richard)
- ニール・セダカ (Neil Sedaka)
- スタックリッジ (Stackridge)
- ソリューション (Solution)
- ジュニア・キャンベル (Junior Campbell)
- コリン・ブランストーン (Colin Blunstone)
- ブライアン&ブレンダ・ラッセル (Brian & Brenda Russell)
- ブルー (Blue)
- ハドソン・ブラザーズ (Hudson Brothers)
- アラン・ハル / ラディエーター (Alan Hull / Radiator)
- ジュディ・ツーク (Judie Tzuke)
- ルル (Lulu)
- ランブレッタス (The Lambrettas)
- ジョー・ルメール&フルーズ (Jo Lemaire & Flouze)
- ジョニー・ワーマン (Johnny Warman)
- ドラマティス (Dramatis)
- フレッド・ウェドロック (Fred Wedlock)
- ランディ・エデルマン (Randy Edelman)
- ライアン・ドーン (Ryan Downe)
- プラチナム・ウィアード (Platinum Weird)
- ザ・モアーズ (The Moirs)
- マル・ポープ (Mal Pope)
- エド・シーラン (Ed Sheeran)
- ジミーズ・チキン・シャック (Jimmie's Chicken Shack)
- クリス・ディフォード (Chris Difford)