プルチックの感情の輪
プルチックは1980年に感情の分類について、「プルチックの感情の輪」を提唱した[2]。これは、円錐を逆さまにしたような色彩立体の感情モデルである。プルチックの感情の輪は、8つの基本感情と16の強弱派生、24の混同感情から成り立つ[2]。
プルチックの感情の輪における基本感情は、喜び(Joy)・期待(Anticipation)[3]・怒り(Anger)・嫌悪(Disgust)・悲しみ(Sadness)・驚き(Surprise)・恐れ(Fear)[4]・信頼(Trust)の計8つの感情を基本感情としている。[1]
基本感情にはそれぞれポジティブ感情・ネガティブ感情・中立感情に分かれており、喜び・信頼はポジティブ感情、怒り・嫌悪・悲しみ・恐れはネガティブ感情、期待・驚きは中立感情である[1]。
8つの基本感情にはそれぞれ対極感情があり、プルチックの感情の輪における反対側の感情である[1]。それぞれ、喜びと悲しみ、信頼と嫌悪、恐れと怒り、驚きと期待が反対感情である[2]。
反対感情はその感情と同時に抱きにくいことを表している[2]。例えば、嫌悪の感情を抱いているときには信頼の感情は同時に抱きにくい[2]。
また、8つの基本感情にはそれぞれ強弱派生(強い感情と弱い感情)があり、プルチックの感情の輪では色のグラデーションで表している。[1]
混同感情の関係
2つの基本感情が混ざり合う(ダイアド)とき、人間特有の高度な感情である混同感情が発生するとしている[2]。隣り合う2つの感情による混同感情のことを特に隣接混同感情という[2]。また、混同感情は隣接混同感情(隣り合った感情)のほかに、一つおき・二つおきの感情でも発生する[2]。
混同感情の一覧は「プルチックの感情の輪#混同感情」を参照。