ロマンス (雑誌)
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講談社の『婦人倶楽部』編集部で大衆文芸を担当していた熊谷寛が、戦後になって「東京タイムズ」発刊に加わり、その3ヶ月後の1946年6月に、東京タイムズ社出版局から『ロマンス』を創刊した。創刊号は織田作之助、立野信之、菊田一夫、浜本浩らの小説を掲載し、64ページ、定価4円50銭で、10万部を売り尽くした。次いで『講談倶楽部』編集長を務めていた原田常治や桜庭政雄などを講談社からを招いて、ロマンス社として独立させる。
3号から小島政二郎の恋愛小説「三百六十五夜」が大きな人気を博し、連載終了と同時に映画化されて、その主題歌とともにヒットし、雑誌の人気も確立させた。また毎号巻頭で志村立美、岩田専太郎の三色刷り挿絵を付けた橋爪健の物語詩も特色となった。