ロンドンのオオカミ男

From Wikipedia, the free encyclopedia

リリース
規格 7インチ・シングル
録音 ロサンゼルス、サウンド・ファクトリー(1977年)
「ロンドンのオオカミ男」
ウォーレン・ジヴォンシングル
初出アルバム『Excitable Boy
B面 Roland the Headless Thompson Gunner
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 ロサンゼルス、サウンド・ファクトリー(1977年)
ジャンル ロック
時間
レーベル アサイラム・レコード
作詞・作曲 リロイ・P・マリネル、ワディ・ワクテル、ウォーレン・ジヴォン
プロデュース ジャクソン・ブラウン、ワディ・ワクテル
チャート最高順位
ウォーレン・ジヴォン シングル 年表
Hasten Down the Wind
(1976年11月)
ロンドンのオオカミ男
(1978年3月)
Lawyers, Guns And Money
(1978年7月)
ミュージックビデオ
「Werewolves of London」 - YouTube
テンプレートを表示

ロンドンのオオカミ男」(Werewolves of London)は、ウォーレン・ジヴォン1978年に発表した楽曲。

ロンドンのチャイナタウンにある「Lee Ho Fook's」。オオカミ男はビーフ炒麺を求めこの店に向かう。

エヴァリー・ブラザーズのフィル・エヴァリーがウォーレン・ジヴォンに発した冗談からこの曲は生まれた。テレビで狼男映画の『倫敦の人狼』(1935年、原題は「Werewolf of London」)を見たフィル・エヴァリーは「ロンドンの狼男というタイトルで踊り騒げる曲を書いてみないか」とジヴォンに持ちかけた[2]。リロイ・P・マリネル、ワディ・ワクテル、ジヴォンの3人は15分で曲を書き上げ、そばにいたジヴォンの当時の妻のクリスタルが歌詞を書き留めた。1975年のことであった。

俺は中華料理のメニューをもった狼男を見た
雨の中ソーホーの街をうろつきながら
そいつは「リーホーフック(利口福)」という名の店を探していた
奴が食いたいのはでかい皿にもったビーフ炒麺Werewolves of London(リロイ・P・マリネル、ワディ・ワクテル、ウォーレン・ジヴォン)

このような内容をもつ曲「ロンドンのオオカミ男」をまじめに考える者はいるはずもなかった。しかしジャクソン・ブラウンは歌詞を読んで「これはいけるかもかもしれない」と思い、1975年のツアーでカバーした。ボブ・ディランのローリング・サンダー・レヴューに同行したT・ボーン・バーネットも同年秋の同レヴューで披露した[3]

ジヴォンはジャクソン・ブラウンのプロデュースの下、1976年5月に2枚目のアルバム『Warren Zevon』を発表するが、本作品は収録されなかった。

1977年、ジヴォンは3枚目のアルバムの制作に入る。ようやく「ロンドンのオオカミ男」が取り上げられることになるが、レコーディングは難航した。少なくとも7種類の演奏メンバーによる録音が行われた。ワクテルは「いろいろスタジオ仕事をやってきたけれど、曲をつかむまでにこんなに苦労した曲はなかった」と述べている[4]。最終的にジヴォンのピアノ、ワクテルのギター、ジョン・マクヴィーのベース、ミック・フリートウッドのドラムズの4人の演奏によるバージョンが採用された。ト長調でコードは3つしか使われない(G-C-D)[5]

1978年1月18日発売の3枚目のアルバム『Excitable Boy』に収録。シングルカット用の曲にジヴォンは「Johnny Strikes Up the Band」か「Tenderness on the Block」を考えていたが、レコード会社は「ロンドンのオオカミ男」を強く推し、同年3月にシングルとして発売された。

同年5月13日から5月20日にかけてビルボード・Hot 100で2週連続21位を記録[6][7]。ジヴォンのキャリアの中で唯一トップ40入りした作品となった。

1980年12月発売のライブ・アルバム『Stand in the Fire』にライブ・バージョンが収録されている。

演奏者

カバー・バージョン

脚注

Related Articles

Wikiwand AI