ローグ・ピクチャーズ
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ローグ・ピクチャーズ (Rogue Pictures、Rogueとも)はアメリカ合衆国の 映画配給会社 であり、同社は1998年にMatt WallとPatrick Gunn.によって設立された。元々は ユニバーサル・ピクチャーズと提携関係にあった独立系の映画会社オクトーバー・フィルムズのために設立されたジャンル映画のレーベルであり、 カリフォルニア州ユニバーサル・シティに本社があった。
1998年から 1999年まではオクトーバー・フィルムズの配下にあったが、ユニバーサルがオクトーバー・フィルムズとインタースコープ・コミュニケーションズ(英語版)と グラマシー・ピクチャーズ(英語版)を USA Networksに売却し、合併してUSAフィルムズとなったことで、終焉を迎えた。
2004年、 Rogueはフォーカス・フィーチャーズ配下になったのち、2009年に レラティビティ・メディアに買収され、2018年に経営破綻した。
オクトーバー・フィルムズ時代 (1998–1999)
1998年4月2日, Rogue PicturesはPatrick Gunn とMatt Wallによって、 ユニバーサル・ピクチャーズの独立系映画部門オクトーバー・フィルムズの一部門として誕生した。その背景には、ミラマックスの ディメンション・フィルムズ への対抗心があった。ディメンション・フィルムズ同様、ローグも親会社のオクトーバー・フィルムズが劇場公開を担い、テレビ放映やビデオ化はオクトーバー・フィルムズの親会社であるユニバーサルが担当し、さらにアメリカ国外での展開は グッドマシンが手掛けた[1]。
ローグが承認した、初めての企画・脚本購入は『インシデント』である。一方、ローグ経由で購入された初めての映画は『オーガズモ』だが、こちらはPolyGram Video がビデオ化の権利を行使した[2][3]。1999年、オクトーバー・フィルムズがインタースコープ・コミュニケーションズ(英語版)と グラマシー・ピクチャーズ(英語版)とともにUSA Filmsに吸収合併されたことで、ローグは姿を消した[4]。
フォーカス・フィーチャーズ時代(2004–2009)
2004年、ローグの名称とブランドはユニバーサル配下のフォーカス・フィーチャーズによって復活し、「メインストリームの魅力とフランチャイズ化の可能性を秘めた、高品質のサスペンス、アクション、スリラー 、都会的な映画」の供給が目標として掲げられた[5]。新生ローグには専属スタッフは置かれず、幹部の顔ぶれはフォーカス・フィーチャーズと同じだった[6]。
2005年、ユニバーサルは年間10本の映画を供給するという目標をたて、ローグを独立した部門として事業を拡大させた[7] 。同年後半、ユニバーサルとローグは、新進の映画スタジオイントレピッド・ピクチャーズ と、5年にわたり、映画の制作や共同出資、配給を行うという契約を結んだ[8]。 2007年、フォーカス・フィーチャーに合わせるため、ローグの配給・マーケティング部門がユニバーサルに移管した[9]。これによりローグは親会社であるユニバーサルの管理下に置かれることとなった[9]。.
レラティビティ・メディア時代 (2008–2018)
2008年、 レラティビティ・メディア はユニバーサルに買収を持ち掛け、メディアからは大胆な行動に出たと報じられた[10] 。翌年、 ローグはレラティビティ・メディアによって買収された[11]。
この買収は、レラティビティ・メディアとユニバーサル・ピクチャーズが契約を更新したことに関連しており、ローグの配給権はユニバーサルが保持することとなった[12]。 2009年5月7日,レラティビティ・メディアはローグをホームビデオ用ブランドにすることを発表した[13]。
2012年6月, ローグとレラティビティ・メディアは30本の自社作品を Manchester Library Companyに売却した。それから数年後の2017年4月、Manchester Library CompanyはVine Alternative Investmentsに買収された[14]。
作品
オクトーバー・フィルムズおよびユニバーサル・ピクチャーズ時代
| 作品名 | 北米での公開日 | 備考 |
|---|---|---|
| オーガズモ Orgazmo |
1998年10月 23日 | アメリカでの配給のみ担当。Kuzui Enterprises と MDP Worldwideが制作 |
| シック・アズ・シーヴス Thick as Thieves |
1999年1月 28日 | 配給のみ担当。 権利はサミュエル・ゴールドウィン・フィルムズ(英語版)が保有。 |
| トリップ Trippin' |
1999年5月12日 | 配給のみ担当。ビーコン・ピクチャーズ(英語版)制作 |
| Boricua's Bond | 2000年6月 21日 | 配給はUSA Filmsが担当。 |
| インシデント Cherry Falls |
2000年10月 20日 | Industry Entertainmentと Fresh Produce Companyとの共同制作 配給はUSA Filmsが担当。 |
フォーカス・フィーチャーズ時代
| 作品名 | 北米での公開日 | 備考 |
|---|---|---|
| ショーン・オブ・ザ・デッド Shaun of the Dead |
2004年9月24日 | 北米のみの配給。(そのほかの地域はユニバーサル・ピクチャーズが配給を担当) スタジオカナル, ワーキング・タイトル・フィルムズ、ビッグ・トーク・プロダクションズ(英語版)による共同制作 |
| チャイルド・プレイ/チャッキーの種 Seed of Chucky |
2004年11月12日 | David Kirschner Productionsと La Sienega Productionsによる共同制作 |
| アサルト13 要塞警察 Assault on Precinct 13 |
2005年1月 19日 | ホワイ・ノット・プロダクションズ(英語版), Liaison Films,Biscayne Picturesによる共同制作 |
| ダニー・ザ・ドッグ Unleashed |
2005年5月13日 | 北米のみ配給 ヨーロッパ・コープ, Danny the Dog, Ltd., TF1 Films, Qian Yang International, Current Entertainment、Canal+による共同制作 |
| カリートの道 暗黒街の抗争 Carlito's Way: Rise to Power |
2005年9月7日 | オリジナルビデオ |
| クライ・ウルフ 殺人ゲーム Cry Wolf |
2005年9月16日 | Hypnoticとの共同制作 |
| MOTHER マザー House of Voices |
2005年10月 18日 | 北米のみ配給 |
| アメリカン・パイ in バンド合宿 American Pie Presents: Band Camp |
2005年12月 26日 | オリジナルビデオ |
| ブロック・パーティー Dave Chappelle's Block Party |
2006年3月3日 | 配給のみ担当。 Bob Yari Productions, Pilot Boy, Kabuki Brothers Films ,Partizan Filmsによる共同制作 |
| L.A.デンジャラス Waist Deep |
2006年6月 23日 | イントレピッド・ピクチャーズ, レーダー・ピクチャーズ(英語版)、RSVP Productionsとの共同制作 |
| SPIRIT Fearless |
2006年9月22日 | 北米のみ配給 Hero China International制作 |
| The Return | 2006年11月10日 | イントレピッド・ピクチャーズ, Raygun、Biscayne Picturesによる共同制作 |
| 地球外生命体捕獲 Altered |
2006年12月 19日 | オリジナルビデオ |
| アメリカン・パイ in ハレンチ・マラソン大会 American Pie Presents: The Naked Mile | ||
| ヒッチャー The Hitcher |
2007年1月 19日 | イントレピッド・ピクチャーズと プラチナム・デューンズの共同制作 |
| ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!- Hot Fuzz |
2007年4月20日 | 北米のみ配給(そのほかの地域はユニバーサル・ピクチャーズが配給を担当) スタジオカナル, ワーキング・タイトル・フィルムズ とビッグ・トーク・プロダクションズの共同制作 |
| 燃えよ!ピンポン Balls of Fury |
2007年8月29日 | イントレピッド・ピクチャーズ、 スパイグラス・メディア・グループとの共同制作 |
| アメリカン・パイ in ハレンチ課外授業 American Pie Presents: Beta House |
2007年12月 26日 | オリジナルビデオ |
| サイレント・ノイズ リベレーション White Noise 2 |
2008年1月 8日 | オリジナルビデオ アメリカでの配給のみ担当。 ゴールド・サークル・フィルムズ(英語版)制作 |
| ドゥームズデイ Doomsday |
2008年3月14日 | イントレピッド・ピクチャーズ, クリスタル・スカイ・プロダクションズ(英語版)、 Scion Filmsとの共同制作 |
| ストレンジャーズ/戦慄の訪問者 The Strangers |
2008年5月30日 | イントレピッド・ピクチャーズ, ヴァーティゴ・エンターテインメント 、 マンデート・ピクチャーズとの共同制作 |
レラティビティ・メディア時代(2016年まで)
| 作品名 | 北米での公開日 | 備考 |
|---|---|---|
| アンボーン The Unborn |
2009年1月 9日 | プラチナム・デューンズとPhantom Four Filmsによる共同制作 |
| ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学- The Last House on the Left |
2009年3月13日 | クレイヴン・マッダレーナ・フィルムズ(英語版), クリスタル・レイク・エンターテインメント(英語版), Scion Films 、Midnight Entertainmentとの共同制作 |
| アルティメット・ファイター Fighting |
2009年4月24日 | Misher Filmsとの共同制作 |
| パーフェクト・ゲッタウェイ A Perfect Getaway |
2009年8月7日 | QEDインターナショナル(英語版)との共同制作 |
| ほぼ冒険野郎 マクグルーバー MacGruber |
2010年5月21日 | Michaels/Goldwyn(英語版)との共同制作 |
| Catfish | 2010年9月17日 | |
| ウェス・クレイヴンズ ザ・リッパー My Soul to Take |
2010年10月 8日 | Corvus Coraxとの共同制作 |
| スカイライン -征服- Skyline |
2010年11月12日 | ハイドラックス, Transmission、Rat Entertainmentとの共同制作 |
| 決闘の大地で The Warrior's Way |
2010年12月 3日 | 北米のみ配給 Boram Entertainment制作 |
| デビルクエスト Season of the Witch |
2011年1月 7日 | アトラス・エンターテインメントとの共同制作 |
| パーティー・ナイトはダンステリア Take Me Home Tonight |
2011年3月4日 | イマジン・エンターテインメントとの共同制作 北米での配給はレラティビティ・メディアが行い、他の地域はユニバーサル・ピクチャーズが配給を担当した。 |
| リミットレス Limitless |
2011年3月18日 | ヴァージン・プロデュースドとの共同制作 |
| Cost of a Soul | 2011年5月20日 | |
| シャーク・ナイト Shark Night |
2011年9月2日 | アメリカでの 配給のみ担当。 Incentive Filmed Entertainment, Sierra Pictures, Next Entertainment,Silverwood Filmsによる共同制作 |
| ムービー43 Movie 43 |
2013年1月 25日 | ヴァージン・プロデュースド, GreeneStreet Films, Charles B. Wessler Entertainmentとの共同制作 |
| フォービドゥン/呪縛館 The Disappointments Room |
2016年9月9日 | ロサンゼルス・メディア基金(英語版), Media Talent Group ,Demarestとの共同制作 |
2018年以降
| 作品名 | 北米での公開日 | 備考 |
|---|---|---|
| ストレンジャーズ 地獄からの訪問者 The Strangers: Prey at Night |
2018年3月9日 | アヴィロン・ピクチャーズ(英語版)が配給を担当。ローグ・ピクチャーズは独立系の映画会社として扱われていた。 |
| Violet | 2021年10月 29日 | レラティビティ・メディアの一部門として担当。 |
脚注
- ↑ Roman (1998年4月3日). “Rogue of October” (英語). Variety. 2022年1月1日閲覧。
- ↑ Roman (1998年4月3日). “Rogue of October” (英語). Variety. 2022年1月2日閲覧。
- ↑ Frook (1993年4月8日). “October buys rights to 'Thrill'” (英語). Variety. 2022年1月1日閲覧。
- ↑ Peers (1999年3月22日). “Diller sez he ought to be back in pic biz” (英語). Variety. 2022年1月2日閲覧。
- ↑ Mohr, Ian (March 25, 2004). “Uni's Focus reveals Rogue plan”. The Hollywood Reporter.
- ↑ Rooney (2004年3月25日). “Focus widens lens with Rogue” (英語). Variety. 2022年1月2日閲覧。
- ↑ Kilday, Gregg (May 19, 2005). “Uni's Rogue given solo spot”. The Hollywood Reporter.
- ↑ Goldstein, Gregg (December 16, 2005). “Intrepid makes Rogue films”. The Hollywood Reporter.
- 1 2 Goldstein, Gregg (October 16, 2007). “New Focus has Rogue Pictures under Universal”. The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/news/new-focus-has-rogue-pictures-152649.
- ↑ Zeitchik, Steven (October 23, 2008). “Bold gambit by Relativity's Ryan Kavanaugh”. The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/news/bold-gambit-by-relativitys-ryan-121679.
- ↑ Kit, Borys (January 4, 2009). “Relativity completes Rogue acquisition”. The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/hr/content_display/film/news/e3i7fcfe6ddd3b5d6c23c7d5bc685b4e12d 2009年1月4日閲覧。.
- ↑ Siegel (2009年1月4日). “Relativity reels in Rogue” (英語). Variety. 2022年1月2日閲覧。
- ↑ Graser (2009年5月7日). “Relativity Media rolls dice on Rogue” (英語). Variety. 2022年1月2日閲覧。
- ↑ Hipes (2017年4月27日). “New Village Roadshow Co-Owner Vine Acquires Manchester Film Library”. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。