ロードハウナナフシ

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ロードハウナナフシ
Dryococelus australis
保全状況評価[1]
CRITICALLY ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 CR.svg
Status iucn3.1 CR.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ナナフシ目 Phasmatodea
: ナナフシ科 Phasmatidae
: Dryococelus
: D. australis
学名
Dryococelus australis
(Montrouzier, 1885)
シノニム

Karabidion australe Montrouzier, 1855

ロードハウナナフシ[2] (Dryococelus australis) は、ナナフシ目ナナフシ科Dryococelus属に分類される昆虫。本種のみでDryococelus属を構成する。

1925年に一旦絶滅したとされるも、2001年に再発見された昆虫である。「最も希少な昆虫」とされている。

オーストラリア本土の東約600kmの海上に位置する突岩状の孤島 ボールズ・ピラミッドに生息。近傍の有人島 ロード・ハウ島では絶滅した。#歴史と保護節を参照。

形態と行動

成体の大きさは雌で体長15cm、体重25g、雄はより小さい。この大きさのために時としてland lobster(陸のザリガニ)やwalking sausage(歩くソーセージ)などと呼ばれる。体は細長く、頑強な脚を持つ。雄には奇妙な刻み目がある。ナナフシ類には基本的にはがあるが、この種は翅を持たない。

このナナフシの行動は、昆虫としては特に変わっている。雄と雌はある種のつがい状態を形成する。雄は雌の後について、雌の動きに合わせて運動する。つがいは夜間には雄が三対の足で雌を包むようにして休息する。

雌は低木の枝からぶら下がって産卵する。孵化には9か月を要し、孵化した幼生は初めは明るい緑色で昼間に活動するが、成熟すると黒くなって夜行性となる。なお、成虫は死んで時間が経つと、茶色に変色する。

分類

ボールズ・ピラミッドで発見されたナナフシ類(下記参照)は、ロードハウ島にかつて生息していた本種よりも小型、後脚大腿部の棘が小さい、樹上棲ではない等の比較的大きな差異も見られた[3]が、2017年に発表されたロード・ハウ島産の本種の標本との飼育個体の核DNAとミトコンドリアDNAの分子系統解析では、詳細な解析結果を得るために両者の標本がより必要としながらもミトコンドリアDNAの遺伝的差異が1 %未満で種内変異の範疇に収まるという解析結果を得ている[3]。この解析からボールズ・ピラミッド産個体群はロード・ハウ島産と長期間隔離されていたわけではなく、比較的近年にボールズ・ピラミッドに到着したことが示唆されている[3]

歴史と保護

出典

外部リンク

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