ワスレグサ科

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ワスレグサ科
マンシュウキスゲ(満州黄菅)
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ワスレグサ科 Asphodelaceae
学名
Asphodelaceae
Juss.[1]
亜科(Subfamily)

ワスレグサ科[2] (Asphodelaceae) はキジカクシ目に属する植物の一つである[3]。多くの植物分類体系で認められているが、含む植物の範囲は大きく変化してきた。現在のAPG IV体系ではおよそ40属900種を含む[4]

次の3亜科が含まれる[1][5]

これら3亜科に共通する特徴は乏しいが、以下のようなものがある[1]

分類

キジカクシ目は、ワスレグサ科を含む基盤的な側系統群である"lower Asparagales"[6]ヒガンバナ科(広義)とキジカクシ科(広義)を含む強く支持された単系統群である"core Asparagales"からなる[7]

1981年のクロンキスト体系では、現在のワスレグサ科に含まれる植物はユリ科に置かれていた[8][9]。クロンキストはユリに似た単子葉植物の分類に苦労した末、現在のキジカクシ目とユリ目の大部分をユリ科(Liliaceae)内に押し込んだ[10]

1998年のAPG体系初版では、Asphodelaceae、Hemerocallidaceae、Xanthorrhoeaceaeの3科が置かれた[11]。形態学的な解析ではこれらの3科が単一のクレードを形成することは必ずしも支持されなかったものの[10]分子系統解析では近縁であるとされ[1][12]、2003年のAPG II体系ではこれらの3科を1科にまとめるオプションが追加されて科名はXanthorrhoeaceae(ススキノキ科)とされた[13]。2009年のAPG III体系では3科を個別の科として維持するオプションが削除され[14]、3科はそれぞれ亜科階級(Asphodeloideae、Hemerocallidoideae、Xanthorrhoeoideae)として扱われるようになった[15]。2016年のAPG IV体系では、学名「Asphodelaceae」が2017年に保存名とされることを見越し、科名がXanthorrhoeaceaeからAsphodelaceaeに変更された[3]

下位分類

参照は各亜科の英語版Wikiを参照とした。

Xanthorrhoea thorntonii

ススキノキ亜科(Xanthorrhoeoideae)

1998年に発表されたAPG体系初版では、ススキノキ科とされていた亜科。一部種はダシポゴン科に移動されている。細い葉と水分を貯蓄する太い幹と、密集した穂状花序を持っているのが特徴。かつては多くの種と科を含んだが、現在はススキノキ属のみを含む単型の亜科となっている。

ガステリア
Haworthia retusa

ツルボラン亜科(Asphodeloideae)

1998年に発表されたAPG体系初版では、ツルボラン科とされていた亜科。多肉植物のハオルシア、アロエ、アストロロバや、雑草のツルボラン、ハナツルボラン、ハナアロエなどを含む。

ノカンゾウ(野萱草)
ユウスゲ(夕菅)

ワスレグサ亜科(Hemerocallidoideae)

ニッコウキスゲやカンゾウなどを含む。ユリ科の花に似た花を付ける種類が多い。マオランやキキョウラン等も含む大きな亜科である

脚注

参考文献

外部リンク

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