ワスレグサ科
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分類
キジカクシ目は、ワスレグサ科を含む基盤的な側系統群である"lower Asparagales"[6]、ヒガンバナ科(広義)とキジカクシ科(広義)を含む強く支持された単系統群である"core Asparagales"からなる[7]。
1981年のクロンキスト体系では、現在のワスレグサ科に含まれる植物はユリ科に置かれていた[8][9]。クロンキストはユリに似た単子葉植物の分類に苦労した末、現在のキジカクシ目とユリ目の大部分をユリ科(Liliaceae)内に押し込んだ[10]。
1998年のAPG体系初版では、Asphodelaceae、Hemerocallidaceae、Xanthorrhoeaceaeの3科が置かれた[11]。形態学的な解析ではこれらの3科が単一のクレードを形成することは必ずしも支持されなかったものの[10]、分子系統解析では近縁であるとされ[1][12]、2003年のAPG II体系ではこれらの3科を1科にまとめるオプションが追加されて科名はXanthorrhoeaceae(ススキノキ科)とされた[13]。2009年のAPG III体系では3科を個別の科として維持するオプションが削除され[14]、3科はそれぞれ亜科階級(Asphodeloideae、Hemerocallidoideae、Xanthorrhoeoideae)として扱われるようになった[15]。2016年のAPG IV体系では、学名「Asphodelaceae」が2017年に保存名とされることを見越し、科名がXanthorrhoeaceaeからAsphodelaceaeに変更された[3]。
下位分類
参照は各亜科の英語版Wikiを参照とした。

ススキノキ亜科(Xanthorrhoeoideae)
1998年に発表されたAPG体系初版では、ススキノキ科とされていた亜科。一部種はダシポゴン科に移動されている。細い葉と水分を貯蓄する太い幹と、密集した穂状花序を持っているのが特徴。かつては多くの種と科を含んだが、現在はススキノキ属のみを含む単型の亜科となっている。


ツルボラン亜科(Asphodeloideae)
1998年に発表されたAPG体系初版では、ツルボラン科とされていた亜科。多肉植物のハオルシア、アロエ、アストロロバや、雑草のツルボラン、ハナツルボラン、ハナアロエなどを含む。
- アストロロバ属(Astroloba)
- アフォデリネ属(Asphodeline)
- アロエ属(Aloe)
- エレムルス属(Eremurus)
- ガステリア属(Gasteria)
- 臥牛(Gasteria armstrongii)
- ゴニアロエ属(Gonialoe)
- コルトリリオン属(Chortolirion)
- シャグマユリ属(Kniphofia)
- ツルボラン属(Asphodelus)
- トゥリスタ属(Tulista)
- トラキアンドラ属(Trachyandra)
- ハオルチア属(Haworthia)
- 十二の巻(Haworthia fasciata)
- ブルビネ属(Bulbine)
- ブルビネラ属(Bulbinella)
- ロマトフィラム属(Lomatophyllum)


ワスレグサ亜科(Hemerocallidoideae)
ニッコウキスゲやカンゾウなどを含む。ユリ科の花に似た花を付ける種類が多い。マオランやキキョウラン等も含む大きな亜科である。
- アグロストクリヌム属(Agrostocrinum)
- アルノクリヌム属(Arnocrinum)
- エクスクレミス属(Excremis)
- カエシア属(Caesia)
- キキョウラン属(Dianella)
- ゲイトノプレシウム属(Geitonoplesium)
- コリノテカ属(Corynotheca)
- ジョンソニア属(Johnsonia)
- スティパンドラ属(Stypandra)
- テリオネマ属(Thelionema)
- トリコリーネ属(Tricoryne)
- パシテア属(Pasithea)
- ヘルポリロン属(Herpolirion)
- ヘンスマニア属(Hensmania)
- マオラン属(Phormium)
- ワスレグサ属(Hemerocallis)