アンジュアン島
コモロの島
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地理
アンジュアン島は火山島で、起伏の激しい地形をしており、ンチングイ山(Mont Ntringui、アンジュアン山とも言う)(1595m)が島で一番高い山である。火山灰に由来する肥沃な土壌を持ち、降水量は多く数多くの河川が存在するものの、高い人口圧によって高地の森林伐採と耕地化が進み、土壌浸食と水量減少が深刻な状態となっている[1]。コモロでは主島であるグランドコモロ島に次ぐ人口・経済力を持つ島であるが、人口密度は3島で最も高く、さらに地形の険しさや土壌流出などにより人口圧は高まる一方であるため、人口の少ないモヘリ島や[2]、フランス統治下にあり経済状況のよいマヨット島への移民が多く発生している。
ンチングイ山の山頂には火口湖のジアランゼ湖があり、コモロオオコウモリ、マングースキツネザルなどが生息している。2006年にラムサール条約登録地となった[3]。

歴史
アンジュアン島はかつて一つの王国として統一されていたが、19世紀末にフランスの支配下に入った。1974年に行われた独立に対する国民投票では独立賛成派が多数を占め[4]、これを受けてアンジュアン島は1975年にグランドコモロ島・モヘリ島と共にコモロ共和国(現在のコモロ連合)として独立した。しかし独立後、首都モロニのあるグランドコモロ島の支配に対する不満が蓄積していき、コモロ政府の失政や経済停滞もあって、1996年にモヘリ島と共に独立を宣言し、フランスに再植民地化を嘆願する状況となった[5]。2001年には国号変更とともに3島から輪番制で大統領が選出されることとなり、これを受けて2006年の大統領選挙ではアンジュアン島からムツァムドゥ出身のアフメド・アブドラ・モハメド・サンビが当選した[6]。

