ヴァイオリンソナタ第1番 (オネゲル)
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ヴァイオリンソナタ第1番(フランス語: Première sonate pour violon et piano)H.17は、アルテュール・オネゲルの最初に出版されたヴァイオリンソナタ。
1916年に着手され[1]、7月には第1楽章が[2]、1917年2月28日に第2楽章が完成している[2]。全3楽章が完成したのは1918年2月のことだった。初めの2楽章は1918年1月19日にユニヴェルシテ・アンテラリエ・ドゥ・パルテノン(Université Interalliée du Parthénon)の演奏会において、作曲者のヴァイオリンと、後にオネゲルの妻となるアンドレ・ヴォラブールのピアノによって初演され[2]、全曲の初演は1918年3月19日[2]、パリのヴィユ・コロンビエ劇場でエレーヌ・ジュルダン=モランジュのヴァイオリンとヴォラブールのピアノで行われた[3]。
『ダヴィデ王』や『パシフィック231』での成功に先立つこと数年、弦楽四重奏曲第1番などと同様に、オネゲルの作品カタログに並ぶ最初期の作品の一つである。セザール・フランクのヴァイオリンソナタやガブリエル・フォーレに影響を受けながらも[4]、これらの作曲家のソナタに比べ先進的であるが[5]、一方で和声語法は伝統的であり[5]、各楽章は調性を保っている[5]。弦楽四重奏曲が後のオネゲルの典型的な様式に近付いているのに対し、この作品には後年の交響曲群の萌芽が含まれていると考えることができる[4]。