ヴァシーリー・ラドロフ
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研究・業績
ラドロフの研究範囲は極めて広く、言語学、民俗学、歴史学、考古学にわたる。
言語学・民俗学
彼はシベリア、中央アジア、ヴォルガ川流域を広く旅し、テュルク諸語の膨大な資料を収集した。その最大の成果は、全4巻からなる『テュルク語方言辞典』(Versuch eines Wörterbuches der Türk-Dialecte、1893年–1911年)である。また、ヴィルヘルム・トムセンによるオルホン碑文(突厥文字)の解読作業にも協力し、碑文の翻訳と公刊をいち早く行った[1]。
考古学
考古学者としても先駆的な役割を果たし、シベリアや中央アジアの多くの遺跡(クルガンなど)を発掘した。特にパジリク古墳群の初期の調査や、突厥文字を刻んだ石碑の発見・記録は重要視されている。