ヴィイ From Wikipedia, the free encyclopedia ヴィイ(露: Вий)は、東スラヴ神話における死の目を持つ地下世界の生物。その目は普段、大きな瞼や睫毛で覆われており[1]、自力で持ち上げることが出来ない。 ヴィイ ロシアとベラルーシの民話では、ヴィイの瞼(睫毛、眉)がピッチフォークによって持ち上げられた[2]。ヴィイが見た者は目を覚ますことができず、やがて死亡する。その視線によって、ヴィイは人を殺すだけでなく、村や都市を破壊して灰に変えることが出来る[3]。 日本語表記では「ヴィー」とも書く。 創作 ロシアの作家ニコライ・ゴーゴリにこの伝承を元にした小説『妖女(ヴィイ)(英語版、ロシア語版)』があり、それを原作とした映画に1960年のイタリア映画『血ぬられた墓標』、1967年のソ連映画『妖婆 死棺の呪い(英語版、ロシア語版)』(ビデオ邦題『魔女伝説・ヴィー』)[4][5]、2014年のロシア・ウクライナ・チェコ合作映画『レジェンド・オブ・ヴィー 妖怪村と秘密の棺(英語版、ロシア語版)』などがある。 参考文献 [1]Иванов В. В., Топоров В. Н. Вий // Славянская мифология. Энциклопедический словарь. — М.: Эллис Лак, 1995. — С. 90. — ISBN 5-7195-0057-X. [2]Иванов В. В., Топоров В. Н. Вий // Мифологический словарь / Гл. ред. Е. М. Мелетинский. — М.: Советская энциклопедия, 1991. — С. 350. — ISBN 5-85270-068-1.с. 124. [3]「Вий」『ブロックハウス・エフロン百科事典: 全86巻(本編82巻と追加4巻)』(ロシア語)、サンクトペテルブルク: ブロックハウス・エフロン、1890年 - 1907年。 [4]映画 妖婆・死棺の呪い (1967)について 映画データベース - allcinema(2020年10月27日閲覧) [5]楳図かずお監修『ホラー・コレクション』(富士見文庫、1987年、pp.24-26) 関連項目 コシチェイ 血ぬられた墓標 Related Articles