七夕おどり
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仙台市は七夕祭りを大々的に行っている街である(仙台七夕)。仙台の七夕祭りは七夕飾りが中心の静的なもので、そこに動的なものとして「七夕おどり」が仙台商工会議所により企画された[2]。当時の商工会議所関係者の回想によれば、「七夕や盆踊りで踊れる曲があるといいね。」という雑談が企画の発端だったという[4]。
仙台商工会議所は地元新聞社である河北新報社や放送局の東北放送と連携して日本コロムビアに七夕用の歌と踊りの制作を依頼した[2]。丘灯至夫が作詞、遠藤実が作曲し、コロムビア・オーケストラの演奏により島倉千代子が歌い上げる「七夕おどり」ができあがった[2]。歌詞の内容は、七夕祭りを楽しみに待っていた姉妹が星空の下、揃いの浴衣で踊るというもので[1]、青葉城や広瀬川といった仙台の地名も含まれている。楽曲の振り付け(踊り)もコロムビアにより制作された[2]。
受容
「七夕おどり」のレコードは1962年(昭和37年)7月に発売された[1]。踊りについては、仙台の舞踊の師匠が東京へ出向いてこれを習得して仙台へ持ち帰り、七夕おどりの講習会を開いた。そして、仙台七夕祭りの前夜祭である8月5日に日本舞踊の社中が七夕おどりを披露した[2][4]。七夕祭り本祭では、参加者を募って一番町や中央通りを流し踊るスタイルで七夕おどりが行われた[2][4]。当時のレコードジャケットには写真付きの振り付け解説があり、通常の踊り方とフォークダンス用の踊り方が掲載されている[4]。
「七夕おどり」は宮城県における盆踊りの定番楽曲の1つともなった[3]。一方、楽曲と共に制作された振り付けは一時、途絶え、七夕祭りで曲だけ流されるという時期もあったが、2003年(平成15年)の仙台七夕祭りで復活した[4]。