日本三大天神
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概要
天満宮は一般的に太宰府天満宮と北野天満宮の両社が総本社とされるため、この2社が入るのが一般的である。ただし、以下にあるように外される場合もある。
3社目は日本最古(扶桑菅廟最初)を称する防府天満宮が上げられることが多いが、他にも以下のように諸説ある。たとえば大生郷天満宮は菅原道真の遺族である三男景行によって建てられ、道真の遺骨を祀ることを理由としていたり[9][13]、小平潟天満宮は村上天皇の命により北野天満宮へ奉納するため彫られた道真像のうち、最初に彫られた小さいほうを奉ることを理由としていたり[10]、和歌浦天満宮は道真自身が訪れた地であり藤原公任の詠歌にあることを理由としていたり[12]している神社もある。小白川天満宮では、大宰府天満宮(2,000石)、北野天満宮(500石)に次ぐ御朱印高(270石)を受け、江戸幕府の祈願所となったことを理由として挙げている[14]。
また、福島曽根田天満宮は江戸時代に創作された人形浄瑠璃、歌舞伎義太夫狂言として著名な白太夫の息子家来三兄弟(松王丸、梅王丸、桜丸)の仮面が奉られている旧地名が曽根野の北野天満宮、播州曽根崎の曽根天満宮、奥州曽根田の自社が日本三天神であるとしており[2]、どちらかというと後述する「日本三躰天神」と似ている。
下記の一覧はその神社が挙げられる際、同時に挙げられる神社を表すものである。必ずしもその神社が自称することを示すものではない。
| 神社 | 所在地 | 日本三大天神 | 出典 | 備考 | ||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 北野 | 太宰府 | 小白川 | 曽根田 | 小平潟 | 大生郷 | 亀戸 | 荏柄 | 大阪 | 和歌浦 | 曽根 | 防府 | |||||
| 日本三大天神 | 北野天満宮 | 京都府京都市上京区 | 不詳 | 総本社 | ||||||||||||
| 太宰府天満宮 | 福岡県太宰府市 | 不詳 | 総本社 | |||||||||||||
| 小白川天満宮 | 山形県山形市 | ○ | ○ | 自 | [14] | 大宰府、北野に次ぐ御朱印高を受け、幕府祈願所となったことから。 | ||||||||||
| 曽根田天満宮 | 福島県福島市 | ○ | 自 | ○ | [2] | 道真が彫った3人の家来の仮面を奉ることから。 | ||||||||||
| 小平潟天満宮 | 福島県猪苗代町 | ○ | ○ | 自 | [10] | 村上天皇の命で彫られた道真像を奉ることから。 | ||||||||||
| 大生郷天満宮 | 茨城県常総市 | ○ | ○ | 自 | [1][9][13] | 道真の遺族が創建し、道真の遺骨を祀ることから。 | ||||||||||
| 亀戸天神社 | 東京都江東区 | ○ | 自 | ○ | [3][4] | 太宰府天満宮の分霊で、旧称「東宰府天満宮」。 | ||||||||||
| 荏柄天神社 | 神奈川県鎌倉市 | ○ | ○ | 自 | [7][8][15] | 関東各地に分社を持つことから。 | ||||||||||
| 大阪天満宮 | 大阪府大阪市北区 | ○ | ○ | 自 | [3][4][16] | |||||||||||
| 和歌浦天満宮 | 和歌山県和歌山市 | ○ | ○ | 自 | [11][12] | 藤原公任の詠歌にあることから。 | ||||||||||
| 曽根天満宮 | 兵庫県高砂市 | ○ | ○ | 自 | [2] | 福島曽根田天満宮の由緒による。 | ||||||||||
| 防府天満宮 | 山口県防府市 | ○ | ○ | 自 | [5][6][17][18] | 日本最古の天満宮と称することから。 | ||||||||||