上顎中切歯
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唇側面

外形はU字型で、切縁部と歯頸部を比較すると歯頸部の方がわずかに狭い[4][5]。隅角徴は確認できる[6]。切縁から歯頸部に向けて歯冠部の2/3程度を近心唇側面溝と遠心唇側面溝という浅い二つの溝が走り[6]、これで三分された部位には、近心唇側面隆線、中央唇側面隆線、遠心唇側面隆線が起こる[6]。
舌側面

舌側面の外形は唇側面より歯頸部で狭まっているため、三角形またはV字型である[4][6]。切縁2/3で凹面であり、周縁の隆起部を、近心側を近心辺縁隆線、遠心側を遠心辺縁隆線といい、中央の陥没部を舌側面窩という[6]。黄色人種はシャベル型切歯が多い[7][8]。舌側面窩にも唇側面と同様に、近心舌側面溝と遠心舌側面溝があり[6]、この二つの溝により三つに分けられた近心舌側面隆線、中央舌側面隆線、遠心舌側面隆線が確認できることがある[6]。しかしこれらは唇側側に比べると発育が悪い。両辺縁隆線は歯頸部で合流し、基底結節となる。基底結節から切縁に向け、数本の棘突起が見える[6]。盲孔は上顎側切歯と比べ少ないが、存在することもある[7]。また、まれに切歯結節が見られることもある[9]。
隣接面


隣接面の外形は二等辺三角形で、近心面の方が遠心面よりも広い(歯面徴)。隣接歯との接触点は切縁近くの中央部[10]。近心面・遠心面共にわずかに膨らんでいるが、遠心面の方が膨らみが強い。
