中島三千恒
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『三国志』との関わり
高校生のころから『三国志』を好んでいたため、「戦記ものや戦史もの、戦略研究の本」などを読んでいた[3]。その後、趣味で『三国志』を執筆する[3]。インターネット上で「『三国志』の武将を主人公にした小説」を頻繁に見かけたことを機に、「マンガで彼ら不遇武将のよさをアピールすればいい」と考えたことが漫画を執筆するきっかけとなる[3]。
その後、プロとして『三国志』を執筆していたが、中国の屋根の作画に疲労を感じるなど、「『三国志』疲れ」の時期が到来する[3]。そんな時期に日丸屋秀和の『Axis powers ヘタリア』と出会い、同作が中島の「疲れた心を癒してくれた」という[3]。同作の「堅苦しさのない作風」により「気軽に楽しく読んで」いたが、次第に「オタク的気質で色々集めたく」なり、「気になる国の資料」の収集を始める[3]。後に執筆する『軍靴のバルツァー』に必要な資料の6割から7割程度は、この時期に集められている[3]。
『軍靴のバルツァー』連載開始
2011年1月に創刊された『月刊コミック@バンチ』(新潮社)の創刊に合わせ、同誌の編集者であり、後の中島の担当編集者が中島に声をかける[3]。声をかけた理由は中島の「中国史系の学園ものの短編を読んだこと」があり、『三国志』系統の作品を執筆していたことを知り、雑誌に「歴史ものがひとつほしい」と考えたことによる[3]。担当編集者は中島に「『三国志』っぽいもの」だが「基本的には好きなものでいい」作品を依頼[3]。「新しいジャンルに挑戦したい気持ち」を抱き、「シナリオの自由度を優先してやっていきたい」と考えていた中島は、担当編集者に会うたびに「今ドイツが熱い」と伝え、「オリジナル世界でのフィクション」の制作が決定となる[3]。そうして同誌の創刊号より『軍靴のバルツァー』の連載を開始[4]。
2012年12月、『ジャンプ改』(集英社)2013年1月号より長崎尚志の原作による「古代冒険譚」の『ヤマテラス・コード』の連載を開始し、中島は作画を務める[5]。
2022年1月、『モーニング』(講談社)7号よりどんな状況でも完璧な料理を提供する男性を描く『鉄血キュッヒェ』の連載を開始[6]。同作が中島の同誌初登場作品となる[6]。
作風
歴史を題材とした作品では、作画と「緻密な歴史考証に基づくドラマ作り」が評価されている[1]。