中島真志

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中島 真志(なかじま まさし、1958年 - )は、日本金融学者。博士(経済学)埼玉大学・2012年)。麗澤大学経済学部教授。

活動

  • わが国における決済分野の代表的な有識者として、金融庁経済産業省東京金融取引所全銀ネットなどで委員会の委員などを務める。
  • 日本の決済インフラの国際化・高度化について、以下のように数々の提言を行ってきている。
  • 2007年の金融審議会金融分科会においては、
  1. 決済システムのフォーマットとプロトコルの国際標準化
  2. 金融EDI対応[5]
  3. チェック・トランケーション(電子手形交換所の設立)[6]
  4. 全国銀行データ通信システムの運営主体のガバナンスの見直しなどを提言し、その多くが実現された[7][8]
  • また、2014年の金融審議会「決済業務等の高度化に関するスタディ・グループ」では、全銀システムの課題として、
  1. 送金フォーマットの国際標準化
  2. 金融EDI対応
  3. 国際送金における「ロー・バリュー送金」の提供
  4. ケータイ番号による送金
  5. 決済時限のマルチサイクル化
  6. 全銀ネットのガバナンスの見直し[6]

などについて提言[9] [10]を行い、その多くが中間整理[11] (2015年4月)や最終報告書[12](2015年12月)に盛り込まれた。

  • 2018年の金融庁「仮想通貨交換業等に関する研究会」[13]では、
  1.  仮想通貨交換業者の安全対策基準の策定
  2.  匿名性の高い通貨の取扱いの禁止
  3.  レバレッジをかけた仮想通貨の取引の制限
  4.  ICOに対する規制の導入
  5.  参入規制の強化
  6.  みなし業者に対する一定の期限の設定

などについて提言を行い、その多くが資金決済法の改正に盛り込まれた。[14][15]


  • その後も、手形交換所の電子化[16][17]、株式等の証券決済の短縮化(T+2化)[18]、モバイル決済[19]、ビットコイン[20]、携帯番号送金[21]など、決済システムについて積極的に問題提起を行っている。

 このうち、手形交換の電子化については、2022年11月に、全銀協が「電子交換所」の稼働を開始し、提言が実現した。[22]

単著

  • 『Swift:グローバル金融ネットワークの全貌』(2024年11月、東洋経済新報社)https://www.amazon.co.jp/s?k=swift&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss
  • 『お札で学ぶ キャッシュレス時代とお札の未来』(2021年10月、くもん出版[23]
  • 『アフター・ビットコイン2:仮想通貨 vs. 中央銀行-「デジタル通貨」の次なる覇者-』(2020/6月、新潮社)[24]
  • 『アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者 』 (2017/10月、新潮社[25]
  • 『外為決済とCLS銀行』(2016年、東洋経済新報社[26]
  • 『入門 企業金融論』(2015年、東洋経済新報社)[27]
  • 『SWIFTのすべて』(2009年、東洋経済新報社)[28]
  • "Payment System Technologies and Functions: Innovations and Developments"(2011年、IGI Global社)[29] 

共著

  • 『金融読本(第32版)』(2023年、共著:島村高嘉、東洋経済新報社[30]
  • 『決済システムのすべて(第3版)』(2013年、共著:宿輪純一、東洋経済新報社)[31]
  • 『証券決済システムのすべて(第2版)』(2008年、共著:宿輪純一、東洋経済新報社)[32]

部分執筆

  • 『ファイナンス入門』(2021年、ミネルヴァ書房、代田純・小西宏美・深見泰孝編著)[34]
  • "Analyzing the Economics of Financial Market Infrastructures"(2015年, IGI Global社)[35]
  • 『ファンドマネジメント大全』(2013年、三好秀和編著、同友館)[36]
  • 『金融リスクマネジメントバイブル』(2011年、東京リスクマネージャー編、金融財政事情研究会)[37]
  • 『金融システム論の新展開』(2008年、黒田晁生編、金融財政事情研究会[38]

共訳書

脚注

外部リンク

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