中村寛 (作曲家)

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中村 寛(なかむら ひろし、1965年3月31日[1] - )は、日本現代音楽作曲家滋賀県甲賀市出身[1]

日本大学大学院文学研究科哲学専攻博士前期課程修了[2]三善晃多田栄一に師事[3]

必ず作曲にはテクストが用いられ、その哲学者や詩人にはアリストテレスアイスキュロスキルケゴールヘルダーリンブレイクベンヤミンニーチェなどが選ばれている。1990年代の室内楽作品はFFの衝撃音の多用による表現主義的な作風であったが、最近は室内楽オーケストラ作品共に、帯状に伸びるドローンの上で緻密な書法が展開されることが多い。この帯状ドローンは作風の成熟と共に、響きの様相は徐々に内的な感覚へ移り変わっている。1970年代のブライアン・ファーニホウや1990年代の細川俊夫とも共通項があっても、最終的に黙示的な終結を迎える事が多い。

「オーケストラのためのアリアドネのなげき」において、同情や憐憫では解決し得ない人間存在の本来的な非情さを、そうした同情を告発する音の暴力性と無慈悲な静けさとの対比によって措定する試み、音がその切実さを担うことのみ[2]、と規定している。

受賞歴

出版

録音

  • Music from Six Continents (1993 Series): Yu, Firtner, Scott, Nakamura, Van de Vate[16]
  • The Japan Project / Barrie Webb[17]

楽譜

  • Song of Samsara – Vision of Metempsychosis - RAI TRADE, Italia

主要作品

脚注

外部リンク

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