中野りな
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- 桐朋女子高等学校音楽科卒業
- 桐朋学園大学ディプロマ・コース
- ウィーン市立音楽芸術大学ディプロマ・コース修了
- ジュリアード音楽院
| Lina Nakano 中野 りな | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 出生名 |
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| 生誕 | 2004年12月20日(20歳) |
| 出身地 |
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| 学歴 |
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| ジャンル | クラシック |
| 職業 | ヴァイオリニスト |
| 担当楽器 | ヴァイオリン |
| 活動期間 | 2022年 - |
| 事務所 |
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| 公式サイト |
www |
| 著名使用楽器 | |
| ストラディバリウス(クレモナ)1702年製<ライアル> | |
2004年(平成16年)、東京都で生まれる[1][2]。3歳からヴァイオリンを始める[1][3]。音楽には関係のない両親の下に育ったが、兄がヴァイオリンを習っていたため3歳の時に自分も始めたいと発言し習い始めるも、成長に伴い3歳だった当時の記憶は残っていない[4]。
8歳から、桐朋学園大学音楽部附属子供のための音楽教室仙川教室で森川ちひろに師事し[5][6]、ソルフェージュ等を佐口紀子に師事[6]。小学校5年生だった2015年(平成27年)、テレビ朝日系列のテレビ番組『題名のない音楽会』4月5日放送「未来の大器」に期待の若手アーティストとして出演[5][6][注釈 1]。
2015年(平成27年)から2019年(令和元年)まで、ザルツブルク・モーツァルテウム大学の夏期国際音楽アカデミー[注釈 2]にほとんど毎年参加し、ポール・ロチェック(ドイツ語: Paul Roczek)の指導を受ける[4][8]。2016年(平成28年)、特定非営利活動法人ハマのJACKが主催する第6回・コンチェルト・ソリストオーディションに合格し、NHK交響楽団メンバーを中心とするオーケストラとも共演[5][9]。
2017年(平成29年)、聖ドミニコ学園小学校を卒業[6]。2020年(令和2年)、白百合学園中学校を卒業[10]。同年4月、桐朋女子高等学校音楽科に特待生として入学して辰巳明子に師事[1][5]。
高校2年生だった2021年(令和3年)10月23日、第90回・日本音楽コンクールのヴァイオリン部門においてバルトーク・ベーラのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏して高得点で優勝し、併せて岩谷賞[注釈 3]、レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞、増沢賞を受賞[1][11][12]。
高校3年生だった2022年(令和4年)、5月21日から6月26日まで杜の都で行われた第8回・仙台国際音楽コンクールのヴァイオリン部門において史上最年少の17歳で優勝し、聴衆賞も受賞[1][13][14]。コロナ禍においてアジアでは初の再開となったこのコンクールでは、ヴァイオリン部門に11の国と地域から135人の参加申し込みがあり、予備審査を経て会場での本審査へと進んだ37人の中[13]、決勝ではヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番とバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏し[4][14]、審査委員長の堀米ゆず子から完璧な演奏と評された[13]。
2023年(令和5年)4月、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース[注釈 4]に全額特待生として入学[1][2]。ザルツブルク・モーツァルテウム大学の夏期アカデミーで指導を受けたポール・ロチェックから再び教わりたいと考え2023年(令和5年)9月から1年間、オーストリアのウィーン市立音楽芸術大学(英語: Music and Arts University of the City of Vienna)にも留学しディプロマ・コースでダリボル・カルヴァイ(英語: Dalibor Karvay)[注釈 5]に師事しつつ、私生活ではロチェックから指導を受け研鑽を積み、力まずに響く音を出すことを学ぶ[1][8]。2025年(令和7年)8月、ジュリアード音楽院の学士課程に同院で最も栄誉あるKovner Fellowship全額特待奨学生として入学し、川崎雅夫に師事[15]。
2023年(令和5年)度と2024年(令和6年)度のローム ミュージック ファンデーション奨学生[2]。2023年(令和5年)度と2025年(令和7年)度の江崎スカラシップ[注釈 6]奨学生。
エピソード
使用するヴァイオリンは、2019年(平成31年)2月から3年間、ジェナーロ・ガリアーノ(英語: Gagliano family)1774の無償貸与を受ける[5]。一般財団法人ITOHより、2021年(令和3年)12月から2023年(令和5年)12月まで1716年製のストラディバリウス(クレモナ)[2]を、2024年(令和6年)12月から1702年製のストラディヴァリウス(クレモナ)<ライアル>[注釈 7]を貸し与えられる[3][16]。
2015年(平成27年)の題名のない音楽会で東京フィルハーモニー交響楽団と共演したことが、初めてプロのオーケストラとの共演であった[6]。協奏曲をオーケストラと合わせて弾くのは、2021年(令和3年)の日本音楽コンクールが初めてだった[4]。
日本音楽コンクールや仙台国際音楽コンクールの決勝で選んだバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番は、辰巳明子の薦めで演奏するようになった曲で、ヴァイオリンのパートもオーケストラと合わせるのもとても難しい曲であったため、もう一段バルトークが上手になれるようにとコンクールで2年続けて選んだ[1][4]。
第8回・仙台国際音楽コンクールでの優勝を記念して翌年に録音し、2023年(令和5年)12月6日に発売された『第8回仙台国際音楽コンクール優勝記念CD 中野りな』では、中野が好きな曲であるウジェーヌ・イザイの無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番を、レオニダス・カヴァコスが演奏したYouTubeでの動画が素晴らしく、自身もコンサートで演奏したいと考え同曲を収録した[17]。
コンクールに優勝して以降、演奏活動を本格的に開始し協奏曲、テレビ出演のほか、様々なコンサート等への出演の機会も増え[1][2][18]、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、セントラル愛知交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルク・チェンバー・ソロイスツ[注釈 8]等、多くのオーケストラとも共演[1][2]。
音楽活動をしつつ国内外のマスタークラスも受講して研鑽も積んでおり[4]、2024年(令和6年)には第45回・霧島国際音楽祭のマスタークラスにもフランク=ミヒャエル・エルベン(英語: Frank-Michael Erben)のクラスに受講生として参加[19]。選ばれた受講生が出演できる公演にも選出され、宝山ホールやサントリーホールではキリシマ祝祭管弦楽団として、みやまコンセールでは霧島国際音楽祭賞 受賞者ガラコンサート、ファイナル・オーケストラ・コンサート「熱狂の『ジュピター&グレート』」などに出演したほか[20]、霧島国際音楽祭賞と音楽監督賞も受賞した[19]。
人物
演奏者 として、好きな者はダヴィッド・オイストラフで、気になっているのはアウグスティン・ハーデリヒ(英語: Augustin Hadelich)[1]。大きな本番前のゲン担ぎやおまじないは、前日に肉を食べ精力を付けて早く眠ること[1]。休日もヴァイオリンを練習することが多いが、食事も好きなのでたまに喫茶店に行く[4]。
ウィーンへの留学では、オペラやウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に出掛けたり美術館を訪れるなど、様々な芸術に触れている[8]。
性格は前向きで、良くないことでも後々良いことに繋がると考え、あまり深く考えない[4]。趣味は読書で、特に辻村深月の小説を愛読している[4]。幼い頃からバレエを続けていることも、趣味のひとつと中野は語っている[4][6]。
受賞
- 2014年(平成26年)
- 第68回・全日本学生音楽コンクール 東京大会 ヴァイオリン部門 小学校の部 第1位、津田梅子記念音楽賞[5][6]。
- 第68回・全日本学生音楽コンクール 全国大会 ヴァイオリン部門 小学校の部 第2位[5][6][21]。
- 2015年(平成27年)
- 若いヴァイオリニストのためのアルテュール・グリュミオー国際コンクール2015[注釈 9] カテゴリーA 第1位[5]。
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
- 2019年(令和元年)
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 第8回・仙台国際音楽コンクール ヴァイオリン部門 第1位、聴衆賞[1][13]
- 2024年(令和6年)