丹沢山
神奈川県にある山
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概要
山名の由来
- 「丹沢」の語源は、一般には朝鮮の古語といわれ、「タン」は深い谷間、「サワ」は流れを意味する[4]。
- 天保12年(1841年)成立の相模国の地誌、『新編相模国風土記稿』「巻之五十四・愛甲郡巻之一」の記述によると、「丹沢山」とは、今でいう東丹沢にある札掛周辺の山を指していた[6][7]。
- 今の丹沢山は、かつて足柄上郡・愛甲郡・旧津久井郡の3つの郡の境であったため、地元では三境(さんざかい)、三境ノ峰と呼ばれていた[5]。
- 炭焼衆の間では、丹沢山周辺の山域は深山(みやま)と呼ばれたという説がある[4]。
- 明治時代に旧陸軍の陸地測量部が当山に一等三角点を設置し、測量の基点とした。その際に地図上に「丹沢山」と記載したものがそのまま現在に至る[4][5]。
植生
主な出来事
登山
丹沢山への登山は、最寄りのバス停がある大倉登山口からでも10 km近くあるため、日帰り登山としては健脚向きである。みやま山荘などの稜線上の山小屋に宿泊すれば、余裕を持った山行が可能である。
山小屋
山頂に山小屋「丹沢山 みやま山荘」がある(住所は神奈川県愛甲郡清川村字丹沢山1761)[13]。通年営業。建物は2004年に建て替えられた。宿泊料金は、素泊まり6,000円、朝食1,200円、夕食1,800円(2023年5月現在)。自炊室はない[14]。
- 不動ノ峰より望む丹沢山(2007年4月撮影)
- みやま山荘
- 丹沢山の山頂。(2007年4月撮影)
主な登山ルート
太字は登山口
- 大倉 ― 大倉尾根 ― 塔ノ岳 ― 丹沢山 (登り4時間40分・下り3時間20分[15])
- 大倉バス停までは渋沢駅よりバス
- 宮ヶ瀬 ― 高畑山 ― 丹沢三峰 ― 丹沢山 (登り5時間55分・下り4時間20分[15])
- 宮ヶ瀬の三叉路バス停までは本厚木駅よりバス
- 塩水橋 ― 天王寺尾根 ― 丹沢山 (登り3時間30分・下り2時間30分[15])
- 塩水橋まで行くバスはない
- ヤビツ峠 ― 表尾根 ― 塔ノ岳 ― 丹沢山 (登り5時間15分・下り4時間15分[15])
- ヤビツ峠バス停までは秦野駅よりバス
- 西丹沢ビジターセンター(旧西丹沢自然教室) ― ツツジ新道 ― 檜洞丸 ― 臼ヶ岳 ― 蛭ヶ岳 ― 丹沢山 (登り7時間50分・下り7時間20分[15])
登山道の荒廃
丹沢山系は、首都圏に近いことから、登山道が踏圧による洗掘と流水による土砂流出、拡幅したりすることにより大量の土壌の流出や裸地化を招き、荒廃しているという指摘がある[18][19]。
周辺の山
フィクションにおける丹沢山
- 『ビンゴ』 西村健/著 講談社刊 - 丹沢山が登場する
- 映画『スマホを落としただけなのに』
