乙逸
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生涯
人物・逸話
移動の際、乙逸夫婦は鹿車に乗っていたが、随行していた子の乙璋は数十騎を従え、豪奢な服装をして、路傍で人々に出迎えをさせていた。乙逸は大怒して、車内を閉じて一言も話さなかった。城に至り、乙逸は乙璋を責めたが、乙璋は改めようとしなかった。乙逸は「私は幼い頃から学を修め、自らの欲に打ち勝ち、道理を守ったからこそ、僅かな才でも罪を免れた。乙璋は質素倹約ができず、豪奢なことを好んでいる。どうして乙璋が幸せになれるだろう、今の時代は次第に衰え廃れるだろう」と嘆いた。乙璋は中書令、御史中丞を歴任したという。