乳様突起炎
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| 乳様突起炎 | |
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| 骨の表面関係を表す頭部の側面図(乳様突起は図の中央近く) | |
| 概要 | |
| 種類 | 急性、亜急性、初期[1] |
| 診療科 | 耳鼻咽喉科手術 |
| 症状 | 耳の後ろの発赤、腫れ、圧痛、発熱、耳痛[1] |
| 発症時期 | 2歳未満[1] |
| 原因 | 急性中耳炎の合併症[1] |
| 診断法 | 症状と診察に基づく[1] |
| 鑑別 | 蜂窩織炎、外耳炎、リンパ節腫脹、腫瘍[1] |
| 予防 | 肺炎球菌ワクチン[1] |
| 治療 | 抗生物質、手術、ステロイド[1] |
| 頻度 | 一般的でない[2] |
| 分類および外部参照情報 | |
| Patient UK | 乳様突起炎 |
乳様突起炎(にゅうようとっきえん、英: Mastoiditis)は、耳の後ろにある頭蓋骨内の空洞の感染症である[1]。症状には、耳の後ろの発赤、腫れ、圧痛、発熱、耳痛などがあげられる[1][2]。合併症には、髄膜炎、嚢膿瘍、静脈洞血栓症などがあげられる[1]。
乳様突起炎は、中耳炎の合併症として発症するのが最も一般的な原因である[1]。危険因子には、免疫機能の低下があげられる[1]。診断は一般的に症状と診察に基づいておこなわれる[1]。鼓膜を検査すると膿がたまっていることが多い[1]。診断がはっきりしない場合には、医用画像が用いられる[1]。
治療には静脈内投与のセフトリアキソンやバンコマイシンなどの抗生物質が使用される[1]。他に必要となる可能性のある治療には、鼓膜の切開、鼓室チューブの留置、乳様突起切除術などがあげられる[1]。使用される可能性のある他の薬剤にはステロイドがあげられる[1]。
乳様突起炎はまれな疾患であり、年間10万人あたり2.7人ほどが罹患する[2]。特に2歳未満の子供は、成人よりも罹患率が高い[1]。抗生物質と肺炎球菌ワクチンの投与が可能になる前は、一般的にみられる疾患であった[1]。