亀石
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長さ3.6メートル、幅2.1メートル、高さ1.8メートルの巨大な花崗岩に亀に似た彫刻が彫られていることからこの名前で呼ばれている。そのユーモラスな顔つきから明日香村観光のシンボルともなっている。
亀石と呼ばれているが、亀であれば顔は楕円形で目は横に付くが、顔が三角形であることや目が上に飛び出しているなど、むしろカエルだとの説がある[1][2]。しかし、「野中寺旧伽藍跡」の塔舎利心礎に同様のレリーフ加工がされていたことから、亀石も亀を表した説が大きくなっている[3][注釈 1]。顔部分の仕上げは丁寧だが、背などは手を加えられておらず、下腹部東半面には、益田岩船と同様の格子状の溝がある[2][4]。上部が自然石のままで下面東半分が格子状、西半分が平面に加工されていると指摘し、現在の下面が本来の上面で実は上下逆であったという説も奈良国立文化財研究所の報告書で出されてはいるが[4]、有力視はされていない[3]。
