事八日
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概要
日付
地域によっては、2月8日か12月8日の片方のみ行う。中部地方以東では両日行うが、北陸地方から西日本では、12月が主。特に近畿・中国地方では、旧暦3月ごろの春事(はるごと)に吸収され、12月のみ行うことが多い[3][1]。
本来は日付は旧暦で、青森県青森市浪岡、平川市平賀地域、山形県朝日町宮宿、河北町谷地、村山市稲下、福島県須賀川市などでは旧暦で行われる(ただし1970年代ごろの情報であり現状は不明)[5]。
2月と12月以外に行われる地域もある。埼玉県蕨市、戸田市では、2月8日と11月8日に行われる[5]。埼玉県さいたま市浦和区、東京都大島町 (伊豆大島)では、2月8日・4月8日・12月8日の年3回行われる[5]。そのほか、埼玉県草加市では1月8日・2月8日・3月8日・4月8日・12月8日、三郷市では2月8日・4月8日・7月8日・10月8日・12月8日に行われることがある(必ずしもこれらの全ての日に行うということではない)[5]。
福島県矢祭町では、各月の8日または10日に行われる[5]。福島県塙町では、8日に目籠(後述)を掲げ10日にしまうなど、8日と10日に分けて行われる[5]。
行事
妖怪や悪神(地域によって異なり、一つ目小僧・箕借り婆・疫病神・ダイマナコ など)が家を訪れ、害をなすという。それを防ぐため、目籠・ハリセンボン・蜂の巣・ヨモギ・山椒・唐辛子・ニンニク・柊に刺した鰯の頭などを、戸口や軒下に掲げ魔除けとする。
あるいは、恵比寿・薬師如来・大黒・田の神・山の神などが訪れるといい、赤飯・餅・団子などを家に供えて歓迎する。
栃木県南部と茨城県南西部の一帯では笹を束ねた「笹神様」を庭に掲げる風習がみられ「北関東のササガミ習俗」として国の文化財に選択されている[4]。
埼玉県熊谷市江南地区(旧江南町)では、12月8日を鬼が飛ぶ晩(オニガトブバン)や、デエモンガエシと呼ぶ。物干し竿のような長い竹の先にミカエ(イ)と呼ばれる籠をつけ、そのカゴにネギなどの臭いものと小石を入れて、夕方、屋根の庇に立てておく。化け物や魔物避けのためだという。[6]
針供養、すなわち、縫い針が供養される。関西では12月8日、関東では2月8日が多い[7]。
農作業をしてはならない、山に入ってはいけないなどの物忌がある。
