交響曲第2番 (ヴィラ=ロボス)
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交響曲第2番「昇天」(Ascensão)は、エイトル・ヴィラ=ロボスが1917年から1944年にかけて作曲した交響曲。
楽器編成
楽曲構成
全4楽章で構成される。演奏時間は約50分。これはヴィラ=ロボスの交響曲中、第10番に次いで2番目の長さとなっている。
- Allegro non troppo
- Allegretto scherzando
- Andante moderato
- Allegro
第1楽章の核となる第1主題は、後の全ての楽章で循環主題として回帰することになる。第2楽章の展開部で2回(93小節目と168小節目、いずれも低弦)、第3楽章の展開部の開始部分(32小節目で低音の木管により)、第4楽章の展開部、もしくは経過部分にて、はじめバスクラリネットで、次いでファゴットとコントラファゴットを加えて奏される[3]。
緩徐楽章である第3楽章は単一主題によるソナタ形式となっており、提示部と楽章全体を通じてロ短調からニ長調への推移が特徴的である[4]。
終楽章もソナタ形式をとっているが、調性的な関係は一般的なものから逸脱している。2つの主要主題は、提示部においては三全音であるホ音と変ロ音を中心として分けられているが、再現部では短三度上方へと移調されてト音と変二音で出される。従って全体的には減七の和音を表出するものとなっており、最後には半音上昇してアレグロはニ音で終わりを迎える。この楽章はそれ自身の主題と曲全体を貫く循環主題を有するのみならず、先行する全ての楽章の動機素材を回想していく[5]。