交響曲第3番 (デ・メイ)
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交響曲第3番「プラネット・アース」(Symphony No.3, "Planet Earth")は、ヨハン・デ・メイの作曲した管弦楽と女声合唱、あるいは吹奏楽と女声合唱のための交響曲。
交響曲第1番と第2番が当初吹奏楽のために書かれ、その後で管弦楽版が作られたのに対し、最初から管弦楽のために書かれたデ・メイの初めての交響曲となった。第2番はニューヨークの街への頌歌(Ode)であったが、第3番は対象を大きく広げ、地球への頌歌として書かれた。あらかじめ録音されたサウンドエフェクトが登場する点は第2番と共通するものの、「前二作とは違った音楽語法と手法を用いた」とデ・メイは語っている[1]。またこの作品ではグスターヴ・ホルストの組曲「惑星」に倣って[2]第1楽章と第3楽章に六部の女声合唱が導入され、重要な役割を果たしている。
吹奏楽版は2006年のコルチャーノ国際吹奏楽作曲コンクールに出品され、2位に入賞した。
作品の成立
- 管弦楽版
- 北オランダ管弦楽団の芸術監督(artistic director)であるマルセル・マンドス(Marcel Mandos)の依頼で作曲された。マンドスは交響曲第2番の管弦楽版の委嘱者でもある。初演は2006年3月2日、ロッテルダムのデ・トゥーレンにおいてオットー・タウスク指揮の北オランダ管弦楽団と北オランダコンサート・クワイア(North Netherlands Concert Choir)によって行われ、好評で迎えられた[3]。楽譜はデ・メイの設立した出版社のアムステル・ミュージック(Amstel Music)からレンタル譜で提供されている。
- 吹奏楽版
- 管弦楽版の成立に続いて着手され、2006年12月29日にヘンリー・アダムズ指揮のブニョール・アルティスティカ交響吹奏楽団(Banda Sinfónica "La Artística" de Buñol)とバレンシア大学オルフェオン女声合唱団(Women's choir Orfeón Universitario de Valencia)によって、スペイン、アルテアで初演された。オランダ初演は2007年4月9日、マーストリヒトにおいて。日本初演は2007年6月8日、ザ・シンフォニーホールにおいて作曲者指揮の大阪市音楽団と大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団による。2007年にアムステル・ミュージックから楽譜が出版されている。
楽器編成
- 吹奏楽版
| 木管 | 金管 | 弦・打 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| Fl. | 3, Picc. | Tp. | 4 | Cb. | 1 |
| Ob. | 2, C.A. | Hr. | 6 | Timp. | 1 |
| Fg. | 2, Cfg. | Tbn. | 3, Bass | 他 | B.D., Cym.2, S.D., S.Cym., Large Tam-tam, Tri.2, Glass Chimes, Glock., Crotales, Mar., T.Bell, Vib., Xylo., Dobachi(E, A), Finger Cym., Rainstick, Templeblock |
| Cl. | 3, E♭, Bass | Eup. | ●(or Baritone) | ||
| Sax. | Alt. 2 Ten. 2 Bar. 1 | Tub. | 1 | ||
| その他 | チェロ、ピアノ、チェレスタ、ハープ、女声合唱(六部)、サウンドエフェクト | ||||