1964年8月竣工。この橋が架設される以前、猿猴川では東雲から大州に架けられた東大橋より下流には橋がなく、近隣の住民は渡し船か干潮時に徒歩で川を渡るのが一般的であった。仁保橋は仁保地区と対岸の向洋を結ぶ最初の橋となり、また1966年12月7日の新広島バイパス(国道2号線)開通によって、翌年7月の黄金橋架設まで国道2号はこの橋を通ることとなった。
橋とバイパスの完成以前、仁保・東雲などの猿猴川西岸地区(現在の南区の南東部)は蓮田やネギ畑の目立つ半農村地帯であったが、開通以降は市街化が進行し、近郊住宅地として大きく景観が変化していくことになった。