伊豫豆比古命神社
愛媛県松山市にある神社
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祭神
由緒
境外境内
- 社号票:国道33号と県道19号の交差点である椿神社入口交差点脇にある大きな石碑。
- 東の大鳥居:県道19号の道路をまたぐ東側の巨大な朱色の鳥居。
- 西の大鳥居:県道19号の道路をまたぐ西側の巨大な朱色の鳥居。
- 大鳥居:境内入口の鳥居
- 楼門(隋神門):右大臣と左大臣坐像
- 本社:拝殿・本殿・回廊
- 椿祷殿(ちんじゅでん):平成12年、舞殿(1837年~ 2000年)の跡地に建築。社務所と控室。
- 摂社 奏者社(そうじゃしゃ)祠
- 祭神は潮鳴栲綱翁神(しおなるたぐつなのおきなのかみ)。
- 伊豫豆比古命と伊豫豆比売命が舟山(本殿に上がる石段途中の左丘のこと)に船を寄せた時、厳頭に纜(ともづな)を繋ぎ、先住民の代表である潮鳴栲綱翁神が迎えられた古事により、万事取り次ぎを頂ける神とされる。舟山の中にあり、伊豫豆比古命神社を参拝する際には先立って、まず奏者社に参拝をする習慣がある。
- 摂社 勝軍八幡神社(かちいくさはちまんじんじゃ)
- 祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)、天照大日孁命(あまてらすおおひるめのみこと)。
- 蒙古襲来の折、伊予国から防人(さきもり)として出兵した河野一族が戦勝を記念し、宇佐八幡の神を勧進した神社。「勝軍(しょうぐん)さん」の呼び名で必勝祈願・合格祈願・学業成就の神とされている。
- 摂社 御倉神社(みくらじんじゃ)
- 祭神は宇迦之御霊神(うかのみたまのかみ)。
- 居相地区の里神とされる。伊勢神宮外宮の豊受大御神(とようけのおおみかみ)、稲荷神社の祭神と同じで、稲の精霊とされ、五穀豊穣、商売繁盛、家運隆昌を護る神とされる。
- 摂社 児守神社(こもりじんじゃ)
- 祭神は天之水分命(あめのみくまりのみこと)、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。
- 水を司る天之水分命と安産母乳の木花開耶姫命の二柱を祀り、子育て、子授りの神とされる。初宮参りの後に夫婦で参拝し、出産のお礼と子供の成長を祈りよだれ掛けを奉納する習慣がある。
- 大鳥居と楼門
- 勝軍八幡神社
- 御倉神社
- 児守神社
- 境内
境外末社
文化財
- 松山市指定有形文化財
- 狛犬:獅子形の一対で右が64cm、左が67cm、室町時代末期。児守神社の右に展示されている。昭和52年3月25日指定
年中行事
| 日付 | 祭祀 |
|---|---|
| 1月1日 | 歳旦祭、若水汲みの神事 |
| 1月中 | 末社・勝軍八幡神社例祭 |
| 旧暦1月7日-9日 | 椿まつり(春季例大祭・後述) |
| 2月3日 | 節分祭 |
| 2月11日 | 紀元祭 |
| 春分の日 | 春季皇霊殿遥拝式 |
| 3月下旬 | 崇敬者大祭 |
| 4月3日 | 畝傍山御陵遥拝式 |
| 4月29日 | 昭和祭 |
| 4月下旬 | 世界平和 和石祭 |
| 5月1日 | 皐月神御衣祭 |
| 5月5日 | 端午の節句祭 |
| 6月上旬 | 石井地区戦没者慰霊祭 |
| 6月上旬 | 御田植祭(大洲市で斎行) |
| 7月31日 | 夏越祭(文月大祓式) |
| 9月中 | 筆塚筆魂祭 |
| 9月中旬 | 敬老祭 |
| 秋分の日 | 秋季皇霊殿遥拝式 |
| 9月下旬 | 抜穂祭(大洲市で斎行) |
| 10月1日 | 神無月神御衣祭 |
| 10月6日 | 秋季例大祭 |
| 10月7日 | 神幸祭、御旅所祭、還幸祭 |
| 10月17日 | 神嘗祭当日祭遥拝式 |
| 11月3日 | 明治祭 |
| 11月23日 | 新嘗祭 |
| 12月23日 | 天長祭 |
| 12月31日 | 師走大祓式、除夜祭 |
| 毎月1日、15日 | 月次祭 |
椿まつり
旧暦1月7日-9日に行われる。
かつては旧暦正月8日のみ祭礼が行われており、これを「お八日」(おようか)と呼んだ。現在はその前後の3日間(7日-9日)にわたって行われる。「お椿さん」「伊予路に春を呼ぶ祭り」と呼ばれる。期間中、数十万人が参拝し、参拝者の数では四国一の大祭という。
期間中の祭儀は、旧暦7日午前0時に開門、同8日午前9時に春季例大祭、同9日午後6時に後宮祭が行われ、午後0時に閉門される。また、特殊神事として貸銭神事・お忍びの渡御・合せ火が行われる。
貸銭神事は、神社から守り金(20円)を借り、翌年、倍額にして返すという非常に珍しい行事で、誰でも無条件で借りることができる。一年間、生業に励み、少しでも多く返せるように頑張ることを約束する意味があるという。
「お忍びの渡御」は、中日(旧暦1月8日)夜、神社の神輿が北土居町の金刀比羅神社まで渡御する行事である。神輿が社殿を出て楼門を通過するまで、神輿を揺すったり、掛け声を出したりせず、静かに進むところから、「お忍びの渡御」の名がある。
合せ火は五馳走火ともいう。お忍びの渡御の際、その道筋にある家は、その年の正月の飾りを焚いて神輿を迎える。これを合せ火という。


