倉吉弁
鳥取県倉吉市・東伯郡で話される日本語の方言
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発音
文法
山陰共通の特徴として、西日本にありながら断定の助動詞は「だ」を用い、ワ行五段動詞は「貰った」のように促音便を用いる。ただし二拍語では、「かあた」(買った)、「ああた」(会った)、「はあた」(這った)のような形がある。
打ち消しには「書かん」のように「-ん」を用い、過去打ち消し(~なかった)には、「書かだった」のような「-だった」または「書かなんだ」のような「-なんだ」を用いる(戦後生まれは「-なんだ」が優勢)[1]。進行と完了のアスペクトの区別があり、進行には「降りょーる」、過去進行には「降りょーった」、完了には「降っとる」のように言う。意志を表すには、五段活用の動詞では「書かあ・書かい」、一段活用の動詞では「みよー・みょー・みょい・みゅー・みゅーい」(見よう)のような形を用いる。推量には、「降るだらあ」のように「-だらあ」が用いられる。伝聞・様態には「降りさあな」のように「-さあな」を用い、また「-げな」も用いる。比況的推量では「書くや(あ)な」や「本みちゃあな」のように言う。また尊敬の助動詞に「なはる」「なる」などがある。質問には「晴れとるかえ?・晴れとるだかいや?・晴れとるかあ?」のように、「-かえ?、-だかいや?、-かあ?」を用いる。ただし「-だかいや?」については目上の人(歳上、上司など)が質問する場合に用いられることが多い。そして、理由を表す接続助詞には「けえ」を用いる。
