優勝旗は次回の大会まで、優勝した者や団体の代表が保持することになり、次回の大会が開催されると返還することになる。高校野球における春の選抜高等学校野球大会の優勝旗「紫紺旗」、夏の全国高等学校野球選手権大会の優勝旗「大深紅旗」(深紅の優勝旗)、高校ラグビーにおける冬の全国高等学校ラグビーフットボール大会の優勝旗「飛球の旗」など、大会によっては優勝旗に固有名詞がついているものもある。また、大会終了後に不祥事などが発覚した場合、その優勝を名実ともに取り消すという意味で、次回の大会を待たずして優勝旗を返還する場合もある。この他、次回の大会が中止された場合、次回の大会が開催される予定だった期間以降に返還セレモニーのみ行われる場合がある。
日本の大相撲においても、本場所の幕内力士最高優勝者に対して大優勝旗が手渡される。
前年優勝の団体が予選落ちした場合は、返還を担当する代表者のみが当年の大会開会式に臨む事になる。返還を担当する代表者はそのチームの選手(主に主将)が多いが、前年優勝の団体が翌年の大会前に解散した場合は、その団体が所属していた組織の係員などが担当することもある。
優勝旗が紛失や盗難、破損などにより返還が困難になった場合、主催者は優勝旗を新調することになるが、旗が出来上がる(または見つかる)までに大会が行われた場合は優勝旗なしとなり、完成(または発見)後に主催団体の関係者が訪問して贈呈する他、前に旗を保持していた競技者が製作費を負担する場合もある(事例としてこちらを参照)。また返還が可能な状態であっても、老朽化などの理由から、優勝旗を新調する場合もある。
競技におけるトロフィーは、勝者に現物授与されるものと、競技会が代々保有し続けて授与は象徴的なものに分かれるが、優勝旗は特に後者のパターンに寄っている。これはかつて、部隊の名誉と象徴として受け継がれる軍旗が、トロフィーの語源でもある戦利品として特に重視されたことに由来しており、競技会そのものを旗の争奪戦に見立てたものである。