共同印刷株式会社の操業の短縮と短縮分賃金カット発表に端を発して、日本労働組合評議会の指導の下に、関東出版労働組合加盟の労働者がストライキに突入したが、会社側は、暴力団や臨時職工を工場に引き入れて操業を再開。ストライキは全国からの支援を受けて60日間続けられ、3月18日終結したが[1]、約1700人の労働者が職を失い、労働者側の敗北に終わった。
この争議の中心にいた徳永直は、小説『太陽のない街』の岩波文庫版(1950年)の〈解説〉で、この争議は最初から敗北の予感に捉われていた悲壮なものだったと回想している。