江の川は中国地方の一級河川としては唯一の先行河川であり、中国山地が形成される以前にその流域が形成された[3]。この付近ではまず江の川水系の戸島川が形成された。河床勾配から、現在の有坂川がその上流域であったと考えられている[4]。
そこへ太田川水系の三篠川が流域地形を侵食していったことにより旧戸島川の上流域つまり有坂・見坂川を河川争奪した[4][5]。戸島川と三篠川の間は風隙となり[4][5]、谷中分水界ができた[2]。
なお江の川水系が太田川水系によって河川争奪された地形としては、同じ市内であり西に約13 kmのところに上根峠がある[4]。