初学記 From Wikipedia, the free encyclopedia 『初学記』(しょがくき)は、中国の唐代に成立した類書である。『芸文類聚』と双璧をなす唐代の類書である。開元16年(728年)、徐堅らが、玄宗の勅を奉じて撰した。30巻。 概要 元は、玄宗皇帝の諸皇子たちが、作文のために四部にわたる諸事項を検索するために作られた。全体を23部の部門に分け、313の子目を設けている。その体例は、ほぼ『芸文類聚』のそれにならっている。 中には、今日では逸書となった文献からの引用も見られ、史料的価値が高い。また、『芸文類聚』ほど広範囲には及んでいないが、編集は精緻である。『四庫全書総目提要』には、「唐人の類書中では、博きことは『芸文類聚』に及ばざるも、精しきことは則ち之れに勝る」と評されている。 撰者・徐堅 徐堅は、徐斉聃の子。字は元固、文と諡される。典故に通暁し、文章に優れていた。進士に及第し、各種の表奏や格式の撰修に参与し、集賢院学士に至った。 張説や劉知幾らと共に『三教珠英』の編纂にも当たった。開元17年(729年)に没した。70歳余であったとされる。 内容 天 巻1-2 歳時 巻3-4 地 巻5-7 州 巻8 帝王 巻9 中宮 巻10 儲宮 巻10 帝戚 巻10 職官 巻11-12 礼 巻13-14 楽 巻15-16 人 巻17-19 政理 巻20 文 巻21 武 巻22 道釈 巻23 居処 巻24 器物 巻25-26 宝器 巻27 果木 巻28 獣 巻29 鳥 巻30 鱗介 巻30 蟲 巻30 版本 安国重校刊本 - 明・嘉靖10年(1531年)刊。 古香斎袖珍本 『初学記校』8巻 - 清・陸心源撰。 参考文献 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります。 初学记 白木直也「初学記所引書目稿」(『広島大学文学部紀要』6、1954年) 加藤聰「類書『初學記』の編纂:その太宗御製偏重をてがかりとして」(『東方学』111、2006年) Related Articles