化学物理工学(かがくぶつりこうがく、英語:Applied Physics and Chemical Engineering)は、物質の微視的な性質(量子力学・物性物理学)から、巨視的な製造プロセス(化学工学・移動現象論)およびエネルギーシステムまでを、統一的な視座で扱う工学の一分野である。
従来の応用物理学が新機能の探求に、化学工学が量産プロセスの設計に重点を置いていたのに対し、本分野はこの二つを「マルチスケール(多階層)」な視点で統合し、ナノレベルの物理現象を実社会のシステムへと実装(社会実装)する方法論を探求する学問領域である。