南ガス回廊
From Wikipedia, the free encyclopedia
南ガス回廊は、アゼルバイジャンからヨーロッパ南部へのルートで、サウス・コーカサスパイプライン、トランス・アナトリアパイプライン、およびトランス・アドリア海パイプラインで構成されている[3]。このルートの総投資額は 350 億米ドルと見積もられている[4]。主な供給源は、カスピ海にあるシャー デニス・ガス田(Shah Deniz gas field)で、2020年から供給が始まった。

南ガス回廊を構成する三本の天然ガスパイプラインのうち、最西端のトランス・アドリア海パイプラインは、2006年から運用が開始されていて、ギリシア(550キロメートル)、アルバニア(215キロメートル)を通ってアドリア海を横断し(105キロメートル)、イタリアのサンフォカ(San Foca)に上陸してから(陸上部分8キロメートル)メレンドゥーニョでスナム社の供給網に接続する。
最東端のサウス・コーカサスパイプラインは、アゼルバイジャンのバクーからトルコのエルズルムを結ぶ、全長692キロメートル(430マイル)で、2006年から運用が開始されている。
中間のトランス・アナトリアパイプラインは、トルコ内(アナトリア半島とトルコのヨーロッパ部)の長さ 1,841 キロメートルのパイプラインで、建設は 2015 年に開始され、2019 年に開通した[5]。これで、カスピ海のアゼルバイジャンからヨーロッパに向かい、ギリシャからアルバニアとアドリア海を経てイタリア南部に至るバイプラインが完成して、2020年からアゼルバイジャンからのガス供給が全体で始まり「南ガス回廊」が完成した。
