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危急 (レッドリスト)

IUCNレッドリストカテゴリー From Wikipedia, the free encyclopedia

危急(ききゅう、Vulnerable, VU)は、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて絶滅の危険性が高いと判断された分類群を指すカテゴリーである[1]。危急種ともいう[2]。IUCNでは、「野生絶滅の高い危険性」がある種を危急種と定義している[3]。危急種は、環境の悪化などちょっとした状況の変化によって、容易に上位カテゴリーである)(EN)にカテゴライズされる恐れがある。

種の保全状況が危急になる主な理由は、生息地の破壊や消失などである。生息状況をモニタリングされている危急種もおり、常に絶滅の危機に晒されている。

基準

IUCNでは、ある種が以下の5つの条件の内1つでも満たしていれば、危急種に分類する[4]。

  • 3世代以内、あるいは10年以内での個体数減少率が30%以上。
  • 生息域、分布域が250km2以下、あるいは10000km2以下(種の特長によって異なる)。
  • 減り続けた個体数が10000個体以下、あるいは10年(または3世代)で10%以上個体数が減り続けた。
  • 個体数が1000個体以下。
  • 100年後に絶滅している可能性が10%。

日本の環境省が定めたレッドデータブックには、IUCNの危急に相当するカテゴリーとして、絶滅危惧II類が定められている[5]。ただし、種を絶滅危惧II類に選定する基準は、IUCNの危急カテゴリと全く同じではない。また、絶滅危惧II類が採用される前の旧環境庁(当時)レッドデータブックでも「危急種」というカテゴリーが採用されていた[5]。

脚注

参考文献

関連項目

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