危険な思想家
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山田がこの書物を書いた目的は以下である[3]。
わたしは〈戦後〉にすべてを賭けている。この本は、戦後を擁護するとともに、戦後を殺そうとするものたちを告発した書物として書いた。 — 『危険な思想家』まえがきより[4]
進歩的文化人による保守派知識人批判がされたのは、60年安保後の論壇・社会の思潮の変化(保守化)に対する焦り・危機感によるものである。それ以前は論壇では進歩派の勢力が圧倒的で、少数派の保守派から攻撃されるのが進歩的文化人であったが、本書は進歩的文化人による本格的な保守派知識人批判の嚆矢であった。本書の中身より、刊行それ自体が事件であるとされる所以である[1]。戦後の論壇・社会におけるエポックメーキングな出来事であるため、呉智英と坪内祐三は、戦後の論壇の代表的50冊の1冊に選定している[5]。
「告発」された人々
推薦文
以下の人物が推薦文を寄稿している[15]。