『厨事類記』(ちゅうじいるいき)は、鎌倉時代後期ごろ[1]の料理書・有職故実書。『世俗立要集』と並ぶ日本現存最古の料理書[2]。著者は不明[3]。
内容は、宮廷料理[4](大饗料理[5])の配膳法、献立、食器の寸法、料理法などに及ぶ[6]。途中まで漢文、料理法以降は和文で書かれている[6]。醤(ひしお)[5]、鰹[4]、唐菓子など食文化史の資料となっている[6]。
永仁3年(1295年)の記述があるためこれ以降の成立とされる[3][6]。
写本が複数現存し[3]、『群書類従』にも収録されている[4]。