受信料
From Wikipedia, the free encyclopedia
日本
諸外国の制度
国民から徴収した料金だけでまかなわれている公共放送として、上記NHKのほか、イギリスの英国放送協会(BBC 後述)、デンマーク、スウェーデン(スウェーデン・テレビ、SVT)、ノルウェー、フィンランドなど北欧各国の放送局がある[1]。
スイスでは公共放送のスイス放送協会が受信料制度をとっている。一般家庭で年間約450スイスフランの負担が必要となる[2]。スイスでは2018年3月4日に受信料制度の是非を問う住民投票が行われ、反対が7割以上となり受信料制度の廃止案は否決された[2]。
受信料に加えて広告料でまかなわれている例には、韓国の韓国放送公社(KBS)、ドイツのドイツ公共放送連盟(ARD)や第2ドイツテレビ(ZDF)、フランスやイタリアの各公共放送がある[1]。
公共放送が受信料制度を採用していない国もある。交付金と広告料でまかなわれている国にスペイン、中華民国(台湾)、ニュージーランドなどがある[1]。また、広告料や寄付のみでまかなわれている例にアメリカ合衆国のPBS、オーストラリア、カナダがある[1]。
イギリス
イギリスBBCの場合には郵便局で1年間有効の受信許可証を購入する仕組みがとられている[1]。料金は年間154.50ポンド(約2万円)、拒否者には1000ポンドの罰金が課せられる[3]。
2019年12月12日投開票の総選挙では、ボリス・ジョンソン首相が現在の制度を廃止して課金制(スクランブル)への移行を検討することを表明した[4]。
大韓民国
大韓民国(韓国)では、1994年から2023年まで韓国電力公社の電気料金(50kWh以上の契約世帯)に受信料が含まれており、未払いは殆ど発生していなかった。
概ね2,500ウォン程度で推移しており、91%がKBSの受信料、3%が韓国教育放送公社(EBS)の受信料、6%が委託手数料として電力公社が直接徴収する[5]。
2023年、尹錫悦政権下で受信料と電力料金の分離徴収が検討され、関連法の改正手続を経て、7月12日より分離されることになった[5][6]。一方で、受信料の分離徴収に反発するKBSは、憲法裁判所に提訴した[7]。