古谷毅

日本の考古学者。 From Wikipedia, the free encyclopedia

古谷 毅(ふるや たけし、1959年 - )は、日本の考古学者独立行政法人国立文化財機構京都国立博物館研究員。國學院大學客員教授[1]。主な専門分野は古墳時代武具武器埴輪など。東京都出身。

概要

1959年(昭和34年)、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科考古学専攻卒業。同大大学院にて博士前期課程・後期課程を修了[2][3]

1993年(平成5年)度より東京国立博物館の学芸部・考古課・原史室に研究員として勤務[4]。1995年(平成7年)度に、同館学芸部・考古課の主任研究官に就任し、1999年(平成11年)度には、同館学芸部・考古課・原史室の室長に就任する[4]

2001年(平成13年)度における同館の独立行政法人化以降は学芸部・考古課・古墳室長に就任。以後、主任研究員や保存修復室の室長等を歴任[4]

2018年(平成30年)度より、独立行政法人国立文化財機構京都国立博物館に異動し、学芸研究部主任研究員[4]

考古学史古墳時代甲冑金属器埴輪社会史政治史などの研究を行い[2]科学研究費助成事業などで業績がある[4]

古墳時代甲冑に関する研究が多く[5]、現在、一般的には「短甲」の名称[注 1]で呼ばれている、帯状の鉄板を枠組み(フレーム)として形態を構築する古墳時代中期の板造り甲(よろい)と、それと同一技術によって製作される冑(かぶと)衝角付冑眉庇付冑)について、技術論の観点から分析し「帯金式甲冑」という呼称を与えた[6]。これは、古墳時代中期に定型化した鉄製甲冑(中期型甲冑)の設計・技術・構造的な特徴を的確に捉えた呼称であり、当時の武具・武装の様相について理解を深化させる概念設定として評価されている[7]

近年の主要著書

  • 古谷 毅 編『別冊太陽 古墳時代美術図鑑』平凡社〈日本のこころ246〉、2017年1月16日。ISBN 9784582922462 NCID BB22703683
  • 岩本 崇・古谷 毅ほか 著、島根大学法文学部山陰研究センター 編『黄泉国訪問神話と古墳時代出雲の葬制-考古学・地質学・ 歴史学のコラボレーション-』今井出版〈山陰研究ブックレット8〉、2019年3月。ISBN 9784866111537 NCID BB28249695
  • 古谷, 著「金属器・埴輪研究の特質と展望(1)」、古墳文化基礎論集刊行会 編『古墳文化基礎論集』真陽社、2021年12月。 NCID BC12705635

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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