吉隆口岸
中華人民共和国にある中国=ネパール国境の国境施設
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吉隆口岸(きつりゅうこうがん)ないしキドン国境検問所は中華人民共和国チベット自治区シガツェ市とネパールの間に位置する出入国検査場。1961年に「国家二級商業港」として設置された。中尼国境のボテコシ川対岸のネパール側にはラスワ国境検問所があり、川には中国が建設した壮麗なキドン国境検問所の建物とともに「尼熱索友誼橋」が架かっている。
ラサから831km、カトマンズから175kmのヒマラヤ山中にあり、古来チベットとネパールの通行路としての要地である。第二次清・ネパール戦争で両国の戦闘の要衝となったほか、ラマ僧もたびたび往来した。シルクロード地域における中国のプレゼンスの増大により商業交通路としての重要度を増し、2015年に南東のかた中尼最大の通行路である樟木口岸が地震で壊滅すると、2020年には中尼貿易の60%の通行路となった[1]。また、ヒンドゥー教、小乗仏教の聖地であるカイラス山 、マーナサローワル湖へインド側から向かう通行路でもあるため、巡礼者の往来も絶えない。
2026年ネパール洪水で、検問所は基礎部分を残して消失した[2]。