君は映画
2026年の日本映画
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あらすじ
キャスト
- マドカ
- 演 - 伊藤万理華
- 劇団の劇作家。
- カズマ
- 演 - 井之脇海
- バンドマン。
- シホ
- 演 - 藤谷理子
- マドカとともに活動する劇団員。
- カンバヤシ
- 演 - 前田旺志郎
- マドカとともに活動する劇団員。
- ユウナ
- 演 - 菊池日菜子
- マドカとともに活動する劇団員。
- ミコシバ
- 演 - 金丸慎太郎
- カズマとともに活動するバンドメンバー。
- タマル
- 演 - 金子鈴幸
- カズマとともに活動するバンドメンバー。
- セノオ
- 演 - 三河悠冴
- カズマとともに活動するバンドメンバー。
- 演劇ファン
- 演 - 酒井善史
- チンバラ
- 演 - 今井隆文
- 三日月ロックでカズマらと関わる半グレ。
- ソネザキ
- 演 - 角田貴志
- 三日月ロックでカズマらと関わる半グレ。
- 刑事
- 演 - 尾関高文、高佐一慈
- グッドヘブンズのマスター
- 演 - 石田剛太
- 三日月ロックの店長
- 演 - 土佐和成
- ヤマモト
- 演 - 諏訪雅
- 下北沢トリウッドのスタッフ。
- 作業員
- 演 - 永野宗典
ヨーロッパ企画の劇団員の中川晴樹はスケジュールの都合で本編への出演は叶わなかったが、音声ガイドアプリ「HELLO! MOVIE」で音声ガイドを務めた[4]。
作品の舞台

下北沢駅南方に実在する複合ビル「シェルボ下北沢」2階の映画館「下北沢トリウッド」が物語の中心となる。映画館を挟んで北側にブリティッシュパブ「グッドヘブンズ」、南側に居酒屋「三日月ロック」が隣接し、1階の古着店「CHICAGO」とともに、いずれも実名のまま登場する。2階の3店舗に接する外廊下は南北2か所の階段で街路に通じるとともに、映画館向かいにはエレベーターも備えられている[5]。監督の上田は、この限られた範囲で展開する作品を“一角コメディ”と名付けた[6]。
「グッドヘブンズ」は『下北沢エクソダス』の主要な舞台で、マドカの劇団の活動拠点である。店内には洋書やレコードが多数陳列され、フィッシュ・アンド・チップスなどが提供される。「三日月ロック」は『三軒茶屋エスケープ』の舞台として重要で、カズマたちがバンドの打ち上げで飲みに来ていた。実際にも、演劇人やバンドマンがしばしば利用している[5]。
撮影
『ドロステ』『リバー』に続く第3弾の企画が動き始めたのは、2025年2月のことであった。前2作を踏襲するか、上田誠初監督作品として全く新しいものを作るかの検討の中で、後者の方針が固まったが、前2作は京都で撮影したのに対し本作は東京で撮影することもあり、撮影場所が決まらずにいた。5月のある日、上田と大槻貴宏[注 3]の打合せの中で、上田は大槻に尋ねた。「下北沢トリウッドの中で、映画を撮ることはできますか?」そこから企画は現実味を帯びた[7]。初稿ができたのは7月15日、撮影は9月1日から同12日の、撮休を除いた11日間で行われた[8]。『下北沢エクソダス』と『三軒茶屋エスケープ』の、2つの映画が結びついた構造の本作において、撮影スケジュール上も完全に分断され、別々の映画として並行して製作された[2]。スクリーンの手前と向こうが対峙する図式を描くにあたり、長回しの技法が効果的に使われた。これは、映像製作上のイマジナリーラインの原則を、観客に混乱を与えずに回避する手法としても役割を果たした[9]。