君は英雄なんかじゃない

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リリース
録音 1972年 (1972)
時間
『君は英雄なんかじゃない』
斉藤哲夫スタジオ・アルバム
リリース
録音 1972年 (1972)
ジャンル フォーク
時間
レーベル URCレコード
プロデュース 秦政明緒方陽一
斉藤哲夫 アルバム 年表
君は英雄なんかじゃない
1972年
バイバイグッドバイサラバイ
1973年
『君は英雄なんかじゃない』収録のシングル
  1. 悩み多き者よ / とんでもない世の中だ」
    リリース: 1970年2月5日 (1970-02-05)
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君は英雄なんかじゃない』は、斉藤哲夫が1972年6月にURCレコードから唯一発売した、初めてのスタジオ・アルバム。本作を最後に、CBS・ソニーへ移籍する。

シングルデビューは1970年だが、アルバムとしてはそこから2年経過しての制作となった。

早川義夫からアルバムをやろうと話が持ち上がるも、曲はほとんどなかったので、このアルバムのために書き上げた曲が多い[1]

早川に影響を受けていた斉藤は、早川に喜んでもらいたい、気に入ってもらいたい一心で作った。歌い方も早川のアルバムかっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』に影響を受けている[1]

ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」みたいな曲を作りたかったが、結果的にはジョン・レノンのアルバム「ジョンの魂」に影響された[2]

収録曲のほとんどは、既に1970年、1971年の「全日本フォークジャンボリー」で披露している。

ジャケットの裏写真は、新宿御苑で撮影されたもの[2]

収録曲

全作詞・作曲:斉藤哲夫、全編曲:瀬尾一三

Side A

  1. 6/8 無題(素晴らしい人生)   (7:00)
    • 早川から「君のうたはネガティブに捉えているものが多い、素晴らしいっていう言い方の人生があってもいいんじゃない?」と言われたことから、鈴木慶一と二人で創作した。「リヴァーブ(昔は鉄板エコーと言っていた)の効果がいい感じで出ている」[1]
    • デビッド・マクウィリアムスの「パーリー・スペンサーの日々」の声が変わる部分の感じをやりたかった[1]
  2. 明日になれば   (4:02)
  3. 悩み多き者よ(アルバム・バージョン)   (5:35)
  4. 君は英雄なんかじゃない   (9:03)
    • 高校時代に金持ちの息子が、「今日も機動隊と闘って帰ってきた」と得意気に言ってたが、「お前は英雄なんかじゃない、愛とか平和とか言ってるけど、なんにも考えてないんじゃないの?」と疑問に思い、それが原点になっている[1]

Side B

  1. 時は矢の様に   (6:43)
  2. 斧をもて石を打つが如く   (7:04)
    • 白井道夫山平和彦の「放送禁止歌」を作詞)と大阪で会ったときに、「斧で石を打ったら刃がこぼれちゃうよ」と言われたことと、斉藤はプロテスタント系の高校で聖書の「罪なきものは石を投げよ」と、石川啄木の短歌「石をもて追わるるごとく」、PPMの「イフ・アイ・ハド・ア・ハンマー」らが合わせってできた曲[1]
    • 学生運動をやってた人たちは、このタイトルの斧をゲバ棒だと勘違いしていたが、そういう意味ではない[1]
  3. 日の丸   (7:38)
    • TBS60年安保東北大学の委員長をやってた人がいて、「今度の週が日の丸制定の日なんだけど、それに合わせてちょっと批判的な曲を書いてくれない?」との依頼で作った[1]
  4. とんでもない世の中だ(アルバム・バージョン)  (5:34)
    • 先にシングル化されたものを、ボブ・ディランの楽曲をイメージしたアレンジで録り直している[1]

ボーナス・トラック

2016年にリリースされた『君は英雄なんかじゃない+3』には、ボーナス・トラックとして以下の曲が収録されている。

  1. 日の丸(未発表ライブ音源)   (4:18)
  2. されど私の人生(未発表ライブ音源)   (4:49)
  3. 斧をもて石を打つが如く(未発表ライブ音源)   (7:08)

レコーディング・メンバー

※ほとんどはアレンジャーの瀬尾一三が連れてきたメンバーで、柳田ヒロ関連のミュージシャンも参加している[1]

ミュージシャン

スタッフ

発売履歴

関連項目

脚注

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