君は英雄なんかじゃない
From Wikipedia, the free encyclopedia
シングルデビューは1970年だが、アルバムとしてはそこから2年経過しての制作となった。
早川義夫からアルバムをやろうと話が持ち上がるも、曲はほとんどなかったので、このアルバムのために書き上げた曲が多い[1]。
早川に影響を受けていた斉藤は、早川に喜んでもらいたい、気に入ってもらいたい一心で作った。歌い方も早川のアルバム『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』に影響を受けている[1]。
ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」みたいな曲を作りたかったが、結果的にはジョン・レノンのアルバム「ジョンの魂」に影響された[2]。
収録曲のほとんどは、既に1970年、1971年の「全日本フォークジャンボリー」で披露している。
ジャケットの裏写真は、新宿御苑で撮影されたもの[2]。
収録曲
全作詞・作曲:斉藤哲夫、全編曲:瀬尾一三
Side A
- 6/8 無題(素晴らしい人生) – (7:00)
- 明日になれば – (4:02)
- ザ・バンドの「ザ・ウェイト」を聴いてビックリして、こういう感じの曲を作りたかった[1]。
- ポール・マッカトニーのように高い音で歌ってみたかった[1]。
- 悩み多き者よ(アルバム・バージョン) – (5:35)
- 君は英雄なんかじゃない – (9:03)
- 高校時代に金持ちの息子が、「今日も機動隊と闘って帰ってきた」と得意気に言ってたが、「お前は英雄なんかじゃない、愛とか平和とか言ってるけど、なんにも考えてないんじゃないの?」と疑問に思い、それが原点になっている[1]。
Side B
- 時は矢の様に – (6:43)
- 斧をもて石を打つが如く – (7:04)
- 日の丸 – (7:38)
- とんでもない世の中だ(アルバム・バージョン) – (5:34)
- 先にシングル化されたものを、ボブ・ディランの楽曲をイメージしたアレンジで録り直している[1]。
ボーナス・トラック
2016年にリリースされた『君は英雄なんかじゃない+3』には、ボーナス・トラックとして以下の曲が収録されている。
- 日の丸(未発表ライブ音源) – (4:18)
- されど私の人生(未発表ライブ音源) – (4:49)
- 斧をもて石を打つが如く(未発表ライブ音源) – (7:08)