吾妻町ロータリー

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座標北緯35度31分13.29秒 東経137度49分39.38秒 / 北緯35.5203583度 東経137.8276056度 / 35.5203583; 137.8276056
交差路線長野県道15号飯島飯田線
飯田市道林檎並木大宮線
飯田市道吾妻町線
種類ラウンドアバウト
運営者飯田市
吾妻町ロータリー
吾妻町ロータリー(1976年)
所在地
長野県飯田市吾妻町
座標北緯35度31分13.29秒 東経137度49分39.38秒 / 北緯35.5203583度 東経137.8276056度 / 35.5203583; 137.8276056
交差路線長野県道15号飯島飯田線
飯田市道林檎並木大宮線
飯田市道吾妻町線
建設
種類ラウンドアバウト
運営者飯田市

吾妻町ロータリー(あづまちょうロータリー)は長野県飯田市吾妻町にある交差点である。東西方向を長野県道15号飯島飯田線が、南北方向を飯田市道林檎並木大宮線が貫き、南西方向に飯田市道吾妻町線が伸びる5枝のロータリー交差点であったが、2010年(平成22年)にラウンドアバウトに改良された[1][2]

1947年(昭和22年)に発生した飯田大火により、飯田市街は約8割を焼失した[3]。GHQの指導下で復興が進められた戦後間もない日本では各地に円形交差点が作られており、飯田大火の復興の際には防火帯として整備された桜並木に5枝の円形交差点が設けられ、復興の際に市内各所に設けられた防火水槽のうちのひとつが吾妻町ロータリーの中心に設置された[2][3][4][5]。その後長らく環道に流入する車が一時停止をする円形交差点としての運用が続けられた[注釈 1][2][3][4][6]

2009年(平成21年)、計画中の都市計画道路羽場大瀬木線のアクセス道路が近隣の東和町交差点に接続することとなると飯田市では既存の4枝のうちの1枝を廃止し、4枝とする計画とした[2][7]。地域住民が現状の4枝の存続を望んだことから国際交通安全学会の協力のもと、ラウンドアバウト化が検討され地元合意を得た[3][7]。しかし当時の道路交通法ではラウンドアバウトの規定がなかったことや技術的知見が不足していたこともあり、県警協議の結果4枝の信号交差点として整備された[3][7]

長らく円形交差点として運用が続けられてきた吾妻町ロータリーは環道の幅員が一定でないことや、ロータリー全体が楕円形であること、接続道路の中心線が1点で交わらないこと、南北方向の並木道と中央島の中心が一致していないことなどの多くの問題を抱えており、東和町交差点での住民説明では吾妻町ロータリーで事故が多いためラウンドアバウト化は危険ではないかという声も上がっていた[7][8]

そのような状況で国際交通安全学会より、吾妻町ロータリーを暫定的にラウンドアバウト化しての社会実験を行いたい旨が提案され、2010年(平成22年)11月1日から12月12日にかけて国際交通安全学会と飯田市建設部地域計画課共同での社会実験が実施された[2][9]。環道幅員を一定とし、内側に導流帯によるエプロンを設置したほか、前述の道路幾何構造の問題により林檎並木大宮線を北側から南側に抜ける自動車の走行軌跡が直線的でありラウンドアバウトを通過する速度が抑えられないことから、北側の流入部ならびに南側の流出部の線形が内側に曲げられた[7]

社会実験の終了後、歩車道境界ブロックなどの設置や横断歩道の移動[注釈 2]が行われ、実験時とほとんど変わらない状態での運用が引き続き行われた[2][10]2014年(平成26年)9月1日には道路交通法の改正によりラウンドアバウト進入時の一時停止規制が解除され、徐行での進入が可能となった[6]。しかし、エプロン部の処理を導流帯で行っていたためエプロン部をショートカットして通行する車両が見られること[注釈 3]や環道と横断歩道の距離が長すぎる箇所が存在しており横断歩道通過時には通過車両の速度が上昇していること、分離島[注釈 4]が未設置であることなどの問題が存在しており[7][10]、その後の2022年(令和4年)の桜並木再整備に併せて当ラウンドアバウトも改修工事が行われている[11][12]

脚注

関連項目

外部リンク

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