和名倉山
埼玉県秩父市の山
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概要
登山
登山について、かつては、登山道(ルート)がはっきりせず、暗い樹林帯が多い難路で、山中でテント泊する準備が出来、薮こぎに耐える覚悟と体力を持ち、地図と磁石で針路を決められる技術を持つ者以外には危険な“秘峰”とみられていたが、最近は登山道の整備が次第に進んできた。現在では、一般ルートを取る限り、テント泊も必要でなく、とくに難しい山ではない。
一般ルートは、山梨県側からとりつき、将監峠からの往復である。将監小屋から山頂往復でおよそ8~9時間かかる。アップダウンの多い登山道である。山頂からの展望は一切ない。
埼玉県側からは、秩父湖からの二瀬尾根、川又からのヒルメシ尾根、雲取林道からの仙波尾根ならびに仁田小屋尾根ルートが存在する。しかし、いずれも積極的に一般登山道として整備されていない難路であり、登山経験者以外、安易に踏み込むべきでない。過去に山岳遭難の死亡事故も起こっており、自己責任での行動が求められる。
とはいえ最近は、埼玉県側のルートをとる登山者が増えている。二瀬尾根ルートなどでは踏跡がかなり明確になり、一部で笹薮が刈り払われ赤テープや道標も設けられるようになってきた。仁田小屋ルートの下部、雲取林道の一般車が入れる終点である鮫沢橋から約5kmの大洞橋から仁田小屋の頭(1555m)までは、埼玉県のNPO・百年の森づくりの会[3]によって作業道が整備され、一般登山者でも通行できる状態となっている。しかし山頂までは、笹薮に覆われて踏跡が不明瞭な部分もある。いずれのルートを取るにせよ、ルートファインディングの経験を要し、地形図やGPSなどが必携である。
- 北東にある三峯神社から望む和名倉山。右奥が山頂。
- 西仙波と東仙波の間から和名倉山を望む
- 東仙波付近からカバアノ頭を望む
- 伐採用のワイヤー跡
- 和名倉山山頂
周辺の山小屋
- 将監小屋
- 仁田小屋(NPOの森林管理用であり、一般登山者は利用できない)
