唄方プロジェクト

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設立 2016年
種類 民謡保存・継承プロジェクト
目的 沖縄民謡の記録・伝承
重要人物 平田大一(代表)
宮沢和史(監修・特別顧問)
唄方うたかたプロジェクト
設立 2016年
種類 民謡保存・継承プロジェクト
目的 沖縄民謡の記録・伝承
重要人物 平田大一(代表)
宮沢和史(監修・特別顧問)
ウェブサイト https://utakataproject.jp/
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唄方プロジェクト(うたかたプロジェクト)は、沖縄民謡の記録と伝承を目的とする文化プロジェクト。2016年に始動した。代表は平田大一、監修・特別顧問は宮沢和史[1][2]

唄方プロジェクトは、沖縄宮古八重山に伝わる民謡文化の保存と継承を目的として始められた。宮沢和史が各地の唄い手を訪ねて進めていた録音・記録活動を基礎に、平田大一を代表として寄付を募る形で組織化された。[1][3]

発足

宮沢和史は4年以上をかけて沖縄県内各地の唄い手を訪ね、民謡の録音と記録を進めた。当初は100曲程度を想定していたが、記録対象は拡大し、最終的に245曲を収録することになった。制作費の増大を受け、平田大一代表のもとで「唄方プロジェクト」が立ち上げられ、寄付が募られた。[1]

平田大一は、宮沢和史と「くるちの杜100年プロジェクト」などで活動を共にしていた縁から、このプロジェクトの設立に関わった。[4]

2023年に沖縄県立図書館で開催された対談で、宮沢は登川誠仁を記録したいと思ったことが出発点の1つだったと語っている。[5][6]

第1期

2016年、17枚組CDボックス『沖縄/宮古/八重山民謡大全集 1(唄方-うたかた)』が制作された。宮沢和史が監修を務め、245曲を収録した録音資料である。[1][7]

2017年2月には、宮沢和史が沖縄県教育庁を訪れ、CDボックスを寄贈した。報道によると、同作は県内の全公立高校と特別支援学校に贈られたほか、公立中学校、公立図書館、県外・海外の沖縄県人会にも順次寄贈するとされた。宮沢は「音の教科書として活用してほしい」と述べた。[1]

第2期

2022年、唄方プロジェクト第2期が始動した。第2期では、245曲の解説書と歌詞改訂版の制作が掲げられ、第1期で寄贈した県人会、図書館、学校などに対し、解説書と改訂版歌詞を追加で寄贈する方針が示された。報道では、2016年に完成したCDボックスは、国内外の県人会や県内の図書館、学校など約600カ所に寄贈されたとされる。[2]

展示・対談

2023年、沖縄県立図書館で「唄方プロジェクト」展示が行われた。展示では、プロジェクトの概要や関連図書の紹介に加え、『唄方』テキストブック改訂版などが公開された。[8]

同年には、宮沢和史と平田大一による対談イベントも同館で開催された。対談では、制作経緯や収録・編集の過程、民謡を未来へ残す意義などが語られ、音源に加えて記録されていた映像の一部も公開された。[5]

関連公演

国立劇場おきなわでは、「唄方」の名を冠した三線音楽公演が行われた。日本芸術文化振興会の業務実績報告書では、約250人の唄い手による245曲収録のCD『沖縄・宮古・八重山民謡大全集 唄方』の制作を担った宮沢和史によるプロデュース公演として位置づけられている。[9]

第3期

2024年夏、唄方プロジェクト第3期が始動した。第3期はクラウドファンディング形式で支援を募る形で展開され、在ジャマイカ日本大使館の記録には、同年10月に「唄方プロジェクト」によるワークショップが行われたことが記されている。[10][11]

関連項目

脚注

外部リンク

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