国際量体系

From Wikipedia, the free encyclopedia

国際量体系(こくさいりょうたいけい、: International System of Quantities; ISQ)は、物理科学の全域にわたってほぼ普遍的に受け入れられている物理量量体系であり[1]、現代の科学技術分野で用いられる量を含む[1][2]。 また、ISQは国際単位系 (SI) を用いて測定される量を定義する[1][3]

ISQの基本量は、長さ質量時間電流熱力学温度物質量光度の7つの物理量である[1][4]。基本量以外の面積圧力速度電気抵抗などの量は、ISQの量方程式によって矛盾なく明確に定められる組立量である。

国際量体系は国際標準であるISO/IEC 80000の中で提案され、最終的に2009年発行のISO 80000-1によって定められた[5]

ISO/IEC 80000は14部で構成され、力学や光学、音響学、電磁気学、情報技術、化学、数学、生理学などの科学分野で用いられる量がISO/IEC 80000により規格として定められている。 なお、ISQには本質的に無数の量とその間の量方程式が含まれており、新たな分野の科学、技術の発展に伴って増加し続けている。

与えられた量体系の中から、独立とみなされる基本量の部分集合が慣習により選ばれるが、ISQの基本量としては7つの物理量が定められている。それぞれの基本量と対応する次元サンセリフローマン体(立体)の大文字一文字の記号が定められている[6][注 1]

基本量次元の記号SI単位[注 2]
長さLメートル
質量Mキログラム
時間T
電流Iアンペア
熱力学温度Θケルビン
物質量Nモル
光度Jカンデラ

組立量

脚注

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI