地中美術館

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専門分野 美術・建築
建物設計 安藤忠雄建築研究所
開館 2004年7月18日
地中美術館
Chichu Art Museum
入館ゲート
施設情報
専門分野 美術・建築
管理運営 公益財団法人福武財団
建物設計 安藤忠雄建築研究所
開館 2004年7月18日
所在地 761-3110
香川県香川郡直島町3449番地1
位置 北緯34度26分59.37秒 東経133度59分8.94秒 / 北緯34.4498250度 東経133.9858167度 / 34.4498250; 133.9858167座標: 北緯34度26分59.37秒 東経133度59分8.94秒 / 北緯34.4498250度 東経133.9858167度 / 34.4498250; 133.9858167
外部リンク 公式ウェブサイト
プロジェクト:GLAM
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中庭
回廊
地中カフェ
遠景。建物の大半は地中にある。

地中美術館(ちちゅうびじゅつかん、Chichu Art Museum)は、香川県香川郡直島町にある登録博物館である[1][2]公益財団法人福武財団が運営し、安藤忠雄建築研究所の設計により2004年7月18日に開館した[1]。展示作家はクロード・モネジェームズ・タレルウォルター・デ・マリアの3名である[1]

地中美術館は、ベネッセアートサイト直島を構成する施設の一つである[3]。美術館名のとおり、建物の大半を地中に埋設した構成をとり、周囲の景観への影響を抑えながら、自然光を館内に取り込む建築として構想された[1][4]

建築

設計は安藤忠雄建築研究所による[1]。地中美術館は、瀬戸内の景観を損なわないよう、建物の大半を地下に埋設する構成で計画された[1][4]。公式記事では、この美術館は「自然と人間を考える場所」として構想された施設と説明されている[4][5]

建築には、安藤忠雄の主要な建築素材であるコンクリート、鉄、ガラス、木が用いられている[1]。公式案内では、地中だけで構造体を構築しながら、非記念碑的でありつつ建築的でもある性格を併せ持つものとして説明されている[1]

また、地中美術館では、地下にありながら自然光を館内に導き入れる構成が採られている[1][4]。そのため、展示空間や作品の見え方は、一日の時間帯や季節、天候によって変化する[1][6]。とくにモネ室は自然光のみによって照らされる空間として構成されており、作品鑑賞と建築体験が不可分となるよう設計されている[6]

この建築は2007年に第48回BCS賞を受賞した[7]

展示作品

地中美術館では、クロード・モネジェームズ・タレルウォルター・デ・マリアの作品を恒久展示している[1]。これらの展示は、単に作品を配置するのではなく、それぞれの作品体験に対応した建築空間と一体のものとして構成されている[1][4]

クロード・モネ

モネ室では、「睡蓮」連作が展示されている[1]。公式記事では、この展示室は地下にありながら自然光のみで作品を鑑賞する空間として構成されており、時間や天候、季節の変化が作品の見え方に影響するよう設計されていると説明されている[6]。展示室の床面には白い大理石が用いられている[1][6]

ジェームズ・タレル

ジェームズ・タレルの展示は、光と空間知覚を主題とする複数作品によって構成されている[1]。公式案内では、「オープン・スカイ」「オープン・フィールド」「アフラム、ペール・ブルー」が展示作品として挙げられている[1]。これらは、光を物質のように感じさせたり、空間の奥行きや境界の知覚を揺さぶったりする体験を生むよう構成されている[1]

ウォルター・デ・マリア

ウォルター・デ・マリアの展示作品は「タイム/タイムレス/ノー・タイム」である[1]。この作品は、球体と立体要素から成る構成を、大きな展示空間の全体を用いて展開するものであり、建築と不可分の形で設置されている[1]。公式案内では、自然光を含む空間全体の条件のもとで体験される作品として紹介されている[1]

地中の庭

美術館には「地中の庭」が設けられている[1]。公式案内では、これは当館所蔵作家であるクロード・モネジヴェルニーの庭に植えていたとされる植物をベースに構成された庭園と説明されている[1]。地中の庭は約200種類の草花や樹木から成り、モネが晩年に好んで描いた睡蓮のほか、柳やアイリスなどを通して四季の変化を感じられる空間となっている[1]。公式案内では、モネが描こうとした「自然」という主題を立体的に感じることのできる場として位置づけられている[1]

利用

地中美術館は日時指定の予約制で運営されている[1][8]。開館時間、休館日、鑑賞料金、各種プログラムの実施状況は、公式案内で随時告知されている[1][8]

アクセス

来館にあたっては、宮浦港など直島島内の主要地点からバス等を利用する[1]。詳細な交通案内はベネッセアートサイト直島の公式サイトに記載されている[1]

受賞

関連項目

脚注

外部リンク

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