地獄谷石窟仏
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平安時代の作とみられ、石を切り出すための凝灰岩質の岩盤をくりぬいた洞窟の壁に、釈迦如来像とその左右に薬師如来と十一面観音、右壁面には如意輪観音、左壁面に阿弥陀如来坐像と千手観音の計6体が線刻されている。洞窟は開口3.9m、奥行き2.9m、高さ2.4mある。経年変化で退色しているものの、各所に美しい彩色の跡が見られ、洞窟内に生えた苔の緑色とのコントラストが特徴的[1]。これらは、大仏殿建立に際し、石材採りの石工が彫刻した説や山伏が岩窟に寝起きして彫刻したとする説などがある。


